こんにちは。motoです。
新しい趣味としてバーナーワークというガラス細工を始めました。
簡単に言うと、バーナーでガラスを溶かして様々な形にガラスを成型することですね。
以前、ネットサーフィンしていたら、なぜかガラス細工がやってみたかったことを思い出し、
数日間の間に一式ポチってしまいました。
購入後、バーナーワークをやってみた感じを今日はまとめてみたいと思います。
バーナーワークをやってみようか考えている方は参考になると思います。
バーナーワーク 購入品の紹介
今回バーナーワーク一式をきなりがらすさんで購入しました。
公式サイトか、Yahooショッピングからスターターキット購入できます。(楽天はスターターキットの取り扱いが少ないので注意が必要です。)
きなりがらす ぷちキット
私はぷちキット【kinariファンバーナー】209-Dを購入しました。
209-Dは2番目に安いキットで4万くらいです。
バーナー、ガラス、離型剤や、初めての方もやり方がわかるDVD付です。
DVDが、昔の教育ビデオみたいな感じで、何かなつかしさありました。
個人的に、DVDではなく、ネットで視聴できれば嬉しかったですね(DVDプレーヤーが外付けなので、毎度付けるのが面倒なんですよね…)
このぷちキットの場合、とんぼ玉(真ん中に穴が開いた玉)を作ることができます。
トンボ玉を作ってどうするか今イメージができていないので、とんぼ玉はまだやっていないですね。笑
多分、バーナーワークをやり始めたら、まずとんぼ玉を作る人が多いかもしれません。
ガラス切り
私は趣味兼ハンドメイドに挑戦したいと思ってバーナーワークを始めました。
まずはピアスとか作ってみたかったので、ピアスを作るための細引き棒を作ることにしました。
細引き棒は、細い線を引く用のガラスで、太いガラスを溶かして、細いガラス棒を作ります。
今日は詳しく説明しませんが、細引き棒を作ってから、ガラス切りがないことに気づきました。笑
ネットで買ってもすぐ手に入らないため、仕方なく100均のペンチで無理やり切り離しました。笑
さすがにガラス切りがないまま、続けられないので、
後日ガラス切りについて調べて、石井超硬のガラスタイルニッパー MP-10SG(メルカリshop)を購入しました。
石井超硬さんはガラスタイルなどの切断工具を販売されているようで、今回購入したものも切れ味かなりいいです。
とは言え、ちょっと失敗したのが、左右についている刃を押し付けてガラスを切るんですが、刃同士が完全に接しないため、細すぎるガラス棒は切ることができません。
今回購入したものはそれなりの太さでもカットができる反面、細すぎるものは切れないことだけ注意が必要です。
とは言え、細引きガラスはペンチで軽く切れる(割っているに近いかもしれませんが)ので、とりあえず良しとしています。
ガス接続用のホースと、ガス調整用レギュレータ
まず、大前提として私は家庭用のガスが使えない状況でしたので、仕方なくOD缶やCB缶などのプロパンガスからガスを供給することにしました。
きなりがらすさんから簡単に使える商品が出ていますが、OD缶などを使うことができない(専用のガスカートリッジの購入が必要)ようなので、そのあたりは注意が必要ですね。
私が最初に購入したこちら(※参考 買わないでください)のレギュレータは、使用して2日目にガス漏れが発生したので絶対に購入してはいけません。
マジで危険です。本当に。
ガス漏れは大事故につながるので、多少値段がたかくなっても下記のエルロン製のものがおすすめです。
今回はプロパンガスからガスを供給するので、下記のようなゴム管を買いました。なんだかんだ日本企業の商品は安心して買えますね。
上記エルロンのレギュレーターはOD缶とCB缶両方が使えるようになっているので、どれを買ってもいいと思います。
私は家にあったSnowpeakのOD缶を使いました。
ガス消費がまぁまぁ早くて、その後は岩谷プリムスの レギュラーを使っています。
多分メーカー、ガスの種類はほぼどれでもokで、ガスが上のレギュレータにつけられるかどうかだけです。(少なくとも、SnowpeakとプリムスのOD缶は付けて使えましたので)
ちょっとしたポイントですが、ガスを使っていると、気化熱でガス缶が冷え、キンキンになります。
ガス缶が冷えて、水滴とうっすら氷の粒がついてました。(こぼれた除冷剤もついてますね笑)
そうなるとどうなるかですが、ガスの出が悪くなり、最終的に火が消えます。
それ用に低温対応のガス(今回使用していたSnowpeakの金のOD缶はそれ)もありますが、コストも高くなるので、通常のガスで十分と思いました。
使用する際はガスが冷えにくくなるよう、ぬるま湯(40度程度)を容器にすこし張ってガス缶を浸し、気化熱での低温を抑制して使っています。(但し、やはり長時間使うと冷えてきますが。)
初回の写真なので雑ですが、この時はぬるま湯を入れた容器にガス缶を浸しました。
この後からはもう少し大きな容器にぬるま湯を入れて実施してます。
当たり前ですが、ガス缶にお湯をかけるなどはやめてください。ガス漏れがあった時、引火する可能性もあると思いますので。
個人的にはやっぱり、OD缶などからガスを供給するのはコスパ悪そうだなって感覚です。
都市ガスが利用できたらもっとコスト下がるんだろうか…
【追記】レギュレーターとホースのワンタッチ化
この記事を書いてからちょこちょことバーナーワークをやっていましたが、
上記で紹介したホースとレギュレーターには一つ弱点があります。
それは、ホースが簡単に取り外せないこと。
これ、地味にストレスがあり、特に下記の点でずっと気になっていました。(ホースを抜かない前提の話です)
- 片付けと収納の観点で取り回しが大変
- ガス缶を取り換えるとき、ボンベ側を回す必要がある。(缶を回すとき、ねじが変に入らないか不安がある)
私の場合は、今住んでいる家に物置がないので、どうにか空間を開けて置く必要があるのですが、
ホースがついたままだと、どうしてもコンパクトにしまえないんですよね…
また、私はOD缶1本からバーナー用に使用するガス供給しているので、割とすぐにガス缶を交換することになります。
その際に、空になったガス缶を外し、新しいガス缶を取り付ける必要がありますよね。
レギュレータにホースがつながった状態では、まずレギュレーター側を回転させられないので、
ガス缶を回す必要があります。
一度私と同じアイテムでバーナーワークを始めてみればわかりますが、ガス缶をレギュレータにつなげる時、一瞬ガスが漏れる音がするんですよね…(構造上仕方ない)
まぁ一瞬なので、大丈夫なんですけど、
今回のように、ガス管側を回してレギュレータに取り付けようとすると、意外とねじ込むときにぐらついて、ちょっと不安があるんですよね。
慣れれば大丈夫なんでしょうが、個人的に気になったので、対策を考えました。
それはずばり、
レギュレーターとホースをワンタッチで取り外しできるようにすること。
まぁ、割と誰もが考えることでしょう。私も同じで、どうにかワンタッチで取り付けできないか試行錯誤しました。
なんとかワンタッチで取り付けられる方法は見つけましたが、間違えたものを購入などして、2000円失いました。(つらい)
ただ、問題点もありまして、
- 私がおすすめしたレギュレータの取り付け先が謎の規格であること
- レギュレータ側の謎規格にワンタッチで取り付けるアイテムが販売終了していること。
レギュレーター側がまともなものかつ、今の規格(JIS 2135)のものがあれば一番良いのですが、見つかっておらず。(いいのあればおしえてください)
仕方ないので、レギュレータ側に無理やりつける方式のアイテムと、本当に取り付けられるのかを調べていたところSAMBALさんという方のブログにたどり着きました。SAMBALさんありがとうございます。
ただし、すでに販売終了とのこと。一応リンクは貼っておきますね。
メーカーの保証もおそらく切れているためリスクがありましたけど、アマゾンに売っているやつを買いました。
このガス規格のやつが、マジでよくわからなさ過ぎて、嫌でしたね…
いろいろと調べた挙句、間違えて2000円失いましたからねw レギュレーター側が謎規格やと思いませんでした笑
ガスの流れる向きとかもあるので、私が購入していないものを買う場合はお気を付けください。
ちなみに、もしかすると間違いかもしれませんが、JIS 2135の規格のワンタッチ取り付け商品ならば、おそらく別メーカーのものでも取り付けられます。
今回レギュレーター側はハーマンというメーカーで、バーナー側は光陽産業というメーカーのソケットなので。
その他 ピンバイスとヤットコ
私はピアスなどのアクセサリーでも作ってみようかな~って感じだったので、真鍮ピンにガラスを付けようとしました。
きなりがらすさんで購入すればよかったんですが、買うの忘れてしまったので、真鍮のTピンを近くの手芸店で購入しに行きました。
ただ、長さがあまり長い真鍮ピンがなく、バーナーであぶるには短すぎという感じに…
まず、真鍮ピンをつかむピンバイスは短いものしか売っていないので、まだバーナー一式を買っていない人はきなりがらすさんのものを買うといいですね。
長めのビンバイスのほうが、バーナーから手が離せるため一番いいです。
※当たり前ですが、ピンバイスなしでは真鍮からの熱伝導でガラスを付けるどころではない(ピンバイスは必須)です笑
私が購入したときに売ってなかったので、仕方なく代わりのものをネットで探しました。
アマゾンの説明には”商品寸法 (長さx幅x高さ) 18 x 3 x 1 cm”って書いてあったものがあったのでタミヤのピンバイスを購入しました。
ただ、実際は8.4cmしかありませんでした笑
多分18ってのはパッケージの長さです。(誰だよサイズ書いたやつ…)
とは言え、他の商品も私が調べたところは似たようなサイズ感です。正直短いのでバーナーの熱さを結構感じますが、ギリいけるって感じですね。
一応米粒サイズのガラスが真鍮ピンにつけられました。
ピンにガラスを付けたい方はきなりがらすさんで購入したほうが無難です。
で、これをピアスとしてそのまま使うには無理があるので、わっかを作って付けられるようにする必要がありますね。
なので、それ用のヤットコを購入しました。
買ったのはこれです。細かい作業は初めてでしたが、特に不便なく使える商品でかなりおすすめです。
細かい作業が必要になる方はヤットコが2つあってもいい感じですね。細かいパーツを手で押さえつつピンを巻くのはかなりハードでした。
一応ピアスっぽいものは作れたので、また後程ブログの記事にしてみたいと思います。
バーナーワークをやってみて 感想
ここからはバーナーワークを始めてみた上での感想を書いておきます。
ざっくりと記載すると、やってみて慣れるまで怖いなって印象が強いですね。
- 火をつけて調整するまでまぁまぁ怖い
- ガスの消費早すぎ
- ガラス割れるの怖すぎ
- 実践あるのみでなれるしかない感じがする
火をつけて調整するまでまぁまぁ怖い
当たり前ですが、ガスを燃やして出る火を使うわけなので、結構危険なわけです。
例えば、ガスが漏れていたら?とか周りに火が付きそうなものはないか?とか常に気を配る必要がありますね。
私はコンロの上で、換気扇を回しながらやっています。(最低限の危機回避として。)
また、今回購入したレギュレータだと、ノブを少し回しただけで、結構なガスが出ます。(他のレギュレータでも同じかも)
つまり、付けた瞬間に ボン!!! という感じでまぁまぁな強さの火が出るわけです。
最初はこれだけでも結構怖いんですよね。
いまだに、火をつけた後、火加減を安定させるまで緊張しますね。笑
火が強すぎると、換気扇の近くまで火が上がってしまい、環境によっては大変なことになるので、火加減の調整は一番最初にマスターする必要がありそうです。
ガスの消費早すぎ
何度も記載してますが、私の環境では、プロパンガス等からガス供給するしかない状態です。
プロパンガスの賃貸に住まれている方はわかっていただけると思いますが、めっちゃ高いんですよねプロパンガス。
私はOD缶でプロパンガス供給してますが、500gで1000円くらい。これが体感で言うと、1hちょい位でガスなくなるんじゃないか?って感覚ですね。
ガス量をある程度調整すれば火力が低下する代わりに、ガス消費が減って、長く使えます(トレードオフ)。
今回購入したきなりガラスのバーナーでは、ガスはそこまで火力いらない感じあるので、なるべくガス量を抑えて実施するのがコスパとしては良さそう。
一番いいのは、都市ガスと思いますが。
もし仮に今の環境で、副業としてやれたとしても、割に合うのか不明な感じはある。
一番高いのはガス代かなという感覚です。(とは言えまだ歴短すぎて不正確ではあるが)
ガラス割れるの怖すぎ
これ、あんまり日常ではわからないと思いますが。
バーナーワークでガラスを溶かすとき、最初からバーナーであぶるのではなく、
火から離れた上部で、ガラスを少し温めてからでないと、ガラスが割れてしまうんですよね。
バーナーワークの動画を見ていると、そう説明してくれているんですが、なかなか体感してみないと理解できない訳です。
私も例にもれず、ガラスの加熱が足りず、割れてしまいました。
それも、何か小さくパキっと音がした後に、砕け散る感じです。
最初は何が起こった!?って感じになりましたね。割れ方があんまり体感したことない感覚なので怖いんですよね。
この割れる寸前のパキっという音に似た音が空耳で聞こえると、ビビりますね笑
砕け散ることも想定して、小さいちり取りとほうきを準備しといたほうが無難かもしれません。
実践あるのみで、やって慣れるしかない
これは多分その通りで、動画をみると、みんなめっちゃ簡単そうにやるんですよね。
なので、意外といけるんじゃね?って始める前は思いましたが、そんな単純でもなさそう。
とは言え、やっていることは意外とシンプルで、ポイントを押さえれば上達するような気もしてます。
ひとまずは、慣れていない怖さを克服するところが肝心な気もします。
最後に バーナーワーク直近の目標
最後に、せっかくやるならば目標を立てたいと思います。
- ミルフィオリの作製
- ハンドメイドで副業収入を1円でも手に入れる
- 妻がつけたいと思えるピアスを作る
- 自分が作ってみたいものをある程度作れる技術を身に着ける
ミルフィオリっていうのは、金太郎飴みたいな感じで細かいガラスに花などの柄が入っているガラスパーツのことです。
これもやり方はシンプルで、ガラスを溶かし、柄を作った後に、細く伸ばして作るだけです。
とは言え、途中で加熱不十分で割ってしまったので、失敗しましたが。また挑戦します。
また、趣味を(あくまでも副業レベルですが)仕事にするってのも少しやってみたいんですよね。
そこまで自分は器用って訳ではないですが、なんだかんだ回数を重ねればある程度できるようになるって信じてます。
副業で少しでもお金を稼ぐってのが難しいことは理解してますし、さらに自分がやりたいことを仕事にできるってすごい幸せなことだと思っていて。
なので、趣味兼副業っていう形ができればいいなあって思ってます。
副業で少しでもお金が稼げればもし本業が無理になったときにもある程度の保険として活用できそうですよね。
今回、バーナーワークはなんとなくで始めて、なんとなくでピアスとか作ってみることにしましたが、せっかく作るなら、自分や妻がいいなと思うようなものを作ってみたいなって思っています。
ということで、まずは自分や妻が欲しいと思えるようなものをつくることを目標とします。
最後に、今のところこれを作りたい!っていうほど明確なゴールがないんですが、自分が作りたいと思ったものがある程度作れるような技術を身に着けたいですね。
ひとつづつ、目標を達成していこうと思います。
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