こんにちは、motoです。
私はエアプランツを2年半ほど育てており、種類もどんどんと増えてきました。
植物が趣味の方はわかると思いますが、どんどんと種類・鉢が増えて行ってたいへんなことになっていることでしょう。
特に種類や見た目が違うものであればまだマシなのですが、だんだんと似た種、あるいは同じ種名のものをコレクションしてしまうこともあるあるだと思います。
私はエアプランツの中でも小型種のカピラリスを集めており、このまま増えていくと何が何だか分からなくなってしまいます…
そんな時に、植物界隈で自作のタグを作製しておられる方がいたため、私も作ってみたいなと思っていました。
とは言っても私が作ろうとしているものは、「園芸タグにテプラでオリジナルの画像を入れるだけ」です。そこまでたいそうなものではありません。
ただ、デザイナーでもなく美術の成績も終わっていた私には厳しいものがありますね…
ということで、私に代わり、AI(midjourney)にデザインを作成してもらうことにしました。
今回の記事では、AIを用いてオリジナルのロゴを作成してみます。
自作のロゴを作ってみたい方などは参考にしてみてください。
今回用いるAI midjourneyについて
AI(人工知能)とは、コンピューターが人間の知能や行動を模倣して学習・判断・推論などを行う技術です。
もっと簡単に言えば、命令文を入れると回答を返してくれるものと思ってくれればいいです。
AIはかなりたくさんの種類があり、今回使用するmidjourneyは画像の生成AIです。
要は命令に従って画像を出力してくれるのです。
midjourneyはイラストの生成AIとしてはかなり精度が高いようです。
下記のように、イラスト調からかなりリアルな写真風のように幅広い雰囲気の画像を生成できます。

1点問題があるとすれば、無料で使えないという点ですかね。
ただ、生成AIで作成したものは商用利用ができない場合があったりするみたいです。
今現時点で商用利用することは考えていませんが、念のため商用利用可能という条件で探しました。
(素朴な疑問として、AIで作成した画像かどうかなんて判定可能なのか…?という疑問もぬぐえないですけど)
ざっと調べた感じ、midjourneyの有料プランで作成したものは商用利用可能のようです。確証はありませんが…
特にそこまで生成AIでイラスト作成に打ち込むことは考えていないので、Basic plan(10$/month)のプランにしました。
実際にプロンプトを入力してイラストを作成してみる。
今回midjourneyで作成を目指したものは主に3つです。
- 自分が撮影した画像のイラスト化
- Xやインスタでも使えそうなロゴ
- テプラ用のシンプルなイラスト
1つ目、midjourneyでは画像をもとにイラストなどを生成することができます。
自分のロゴを作るといったとき、あまりイメージができませんでした。
ということで、単純ですが少し前に開花したエアプランツの花をイラスト化してみようと思います。
2つ目、SNSで利用するアイコンは自分の印象に関係するため、いい感じの画像をつくってみようかなと。
3つ目、テプラでロゴなどを入れることができることは事前に調べており、既にテプラpro(SR750)を購入済みです。
ただし、テプラで印刷できる解像度はかなり知れており、シンプルなロゴじゃないと潰れてしまうため。
今回購入したテプラPROのSR750はテプラの中でもかなり解像度が高いですが、それでも360dpiです。
なのでこの解像度で許せるロゴの作成を目指します。
自分が撮影した画像のイラスト化
まずは最初にエアプランツの開花画像を入れて、イラスト化を目指します。
1枚目。チランジア クロカータ ブランディワインの花です。

入れたプロンプトは上記画像と下記です。
simple logo,with Alphabet logo “moto plants”,canvas –iw 3
iwというのは画像に対する重みづけ(Image Weight)のようです。
iwが入ると右下にiw *と表示がされます。

私は入力が間違っていたようで、途中までiwが入っていませんでした笑
今回はiw 3で入れているのでかなり画像と似た漢字の画像が出てきました。色味の問題もあり、いい感じにはなりませんね。
1枚目はお試しなので次の写真に行きます。
2枚目はかなり個人的に楽しんだチランジア メリディオナリス(レクルビフォリア)の花です。


かわいい白い花。これイラスト化したらいい感じなのでは?との期待から。

うーん、可愛い感じのもあるけど、花びらが気に入らないんですよね…
花弁は3枚なので。これは譲れません。
ちなみに、「花弁が3枚の花」でというプロンプトを入れてもほぼ無視されます。
花びらの枚数なんぞに興味はないんでしょうね…
ちなみに、Vary SubtleまたはVary Strongで出力した画像に似た画僧を出力できたりします。上がStrongで下がSubtleですね。


で、ここからちょっとしたこだわりで、どうしても三枚の花弁のイラストを出力したく奮闘していました。
まずは上の花の画像では背景やいらない部分が多くなってしまうのでまずは花の写真を拡大写真に変えました。

この写真を使っていろいろとやった結果としては
一応、3枚花弁の花は出力できました。でもほとんど運ですね。
出力される画像をピンポイントで狙ったり、生成された画像の一部を治すことは困難です。(少なくともBasic planでは)

iwが入っていなかったりもするのでちょっと違いますが、自分がいろいろと出力した画像を参考に貼っておきますね笑


花弁の数は無視され過ぎですね笑。
いろいろと調べてみると、こちらが入れた画像をプロンプトにするということができるらしいです。
(私の推測ですが、)こちらが入れている画像を一度プロンプト化することによって、似た画像を出力しているのではないかなと思っています。
なので、入れた写真をプロンプト化したときに、花びらのところに着目が行かず、白い花にだけ注目してしまうみたいな感じ?
プロンプトへの重みづけや、入力するプロンプトの工夫でもしかすると再現率はよくなるかもしれませんけど、個人的には運だと思いますね。
で、一応最終的に写真をイラスト化したものがこちら。


そこそこ時間かけたので、それなりに近いんじゃないかなと思ってます。
とりあえず満足しましたけど、これをみてチランジアの花だ!と思う事はありません。残念。
Xやインスタでも使えそうなロゴ/テプラ用のシンプルなイラスト
せっかく有料でやっているので、商用用もできそうなロゴを作ってみたいですね。
まずは”moto plants”としてロゴを出してみます

うん、いい感じのロゴですね。
ただ、何か命令はちょこちょこ無視されている模様。
mもおかしいし、moto plants plantsって何なんだ。
テプラ用のロゴだったんですが、黄色のロゴカッコいいなと思い、バリエーションしてみたところ、motto plantsとか原型崩壊しましたね。お茶目です。

文字だけのロゴはちょっと飽きましたね。
せっかく植物のオリジナルタグを作るわけですから、植物が関係したロゴを出してみます。

普通にいい感じです。右上が好きでしたけど、テプラでは少し厳しそうなのでパスします。
リアルな写真タイプの画像が出力されると、どこかにちょろっと”moto plants”って書いてあるの受けますねw


いや、普通に面白いです。こんな画像がさらっとできてしまう時代恐ろしい…
一応エアプランツ風のロゴを含めていろいろと作成してみました。(下段右2つはエアプランツ関係なしです。)

まぁエアプランツのような少しマイナーな植物でなければいい感じのイラストが出力できると思います。
個人的には右下図が好きですけど、テプラには”moto plants”がつぶれてしまうかな…


テプラの印字は黒(単色)なので、左の方がいい感じにはなりそうですね。
次回、今回作成したイラストをテプラで印刷し、オリジナルタグを作ってみたいと思います。
まとめ
今回は画像生成AIのmidjourneyを用いてロゴの作成を行いました。
かなり画像の精度で言うと満足いくものが出力されますが、
ピンポイントでの修正はかなり困難となります。
デザインができない方でもいい感じのイラストやロゴが作れますので、ぜひ挑戦してみてください。
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