こんにちは。motoです。
今日は観葉植物のテーマで記事を書きます。
下記のように最近植物を育て始めた方やこれから始めたい方に向けて記事を書きます。
- 植物育成ビギナー:植物を育て始めたが、ちゃんと育てられているか心配な方
- 植物育成未経験:植物を育ててみたいと思っている方
特に、植物育成ビギナーの方は、下記のような悩みがあるのではないでしょうか。
- 水やりの頻度がわからない
- ちゃんと育っているのか不安。
- 植物にとってより良い環境にしてあげたいが、どう改善すればよいかわからない。
この記事の内容を理解すれば、こうすれば植物がもっと育つかも!と自分で考えられるようになります。
なんとなく知っているだけではなく、植物に必要な要素をしっかりと理解することで育成の基本的な考え方を身に着けていきましょう。
まずは基本となる植物に必要な5つの要素について学び、その後にそれぞれの悩みに対して対策などを書いていきたいと思います。
植物育成に不可欠な5つの要素 基礎知識と育成のポイント
植物育成に不可欠な要素①光
植物は光のエネルギーを使って、水と二酸化炭素からブドウ糖と酸素を生成します(光合成)。植物はブドウ糖が植物の生育のエネルギー源となっています。
光 + 水 + 二酸化炭素 → 酸素 + ブドウ糖
ちなみに、光というのは電磁波の一種で、目に見える光を可視光線と言います。
コラム:可視光についてのちょっと役立つかもの知識
可視光線は下記図のように紫~赤まであって、波長(波の山から山への長さ)は短いほどエネルギーが高く、長いほどエネルギーが低いです。
覚える必要はなく、上の関係がわからなくならないよう、下のように理解してください。
紫:紫外線の紫=肌に短時間でダメージを与えるほどエネルギーが高い。
赤:遠赤外線の赤で、じんわり温まるイメージ=エネルギーが弱い。
※単純にエネルギーが高い色の光ほど光合成しやすくなるわけではありません。
植物育成に不可欠な要素②水分
上で述べたように、植物のエネルギー源を作るために水が必要になります。
また、根から吸収した栄養を全体へ行きわたらせる媒介としての役割もあるようです。
更に蒸散(水蒸気を放出すること)する時の気化熱により、葉の温度を下げて生育に適切な温度に調整する役割も担っています。
植物への水やりに不安がなくなるおすすめの方法:susteeを使う。
植物を育て始めるて最初に躓く要素は水だと思っています。
植物を購入する際に、店員さんに水やりの頻度を聞くと
週に2,3回たっぷりと上げれば大丈夫ですよ。
とか、言われますよね。
これは店員さんからしたら、あくまでも目安を言ってるだけなんですよね。
じゃあ、4日おきに水を上げれば間違いないのかといったら、
そうとも言い切れないんです。
理由は二つあります。
- 家の環境次第で水の乾きやすさが変わってくる。
- 季節によっても水の乾き方が変わる。
具体的な対策は、SUSTEEを購入してすべての鉢に刺すことです。
SUSTEEは、鉢植えに刺すだけで水やりのタイミングを教えてくれる超便利なアイテムです。
これ、観葉植物の育成初心者全員に配布したいくらいですね。
ちょうど水やりのタイミングだったので、写真撮りました。
水やりが必要な時は白色なんですが、水が十分にあると、右のように青色になります。(この後完全に全体が青色になります。)
うちのオリーブにも刺しています。
これがあれば、
どんな環境でも、水やりの間隔を考える必要がないので植物育成の難易度が下がります。
要するに、
SUSTEEで、初心者が躓きやすい水やりの不安が解消されるということ。
また、SUSTEEをおすすめする理由はもう一つあります。
例えば、家族と住んでいるが、観葉植物を育てているのが自分だけの場合だったとします。
しばらく家に帰れない状況になって水やりをお願いする必要があった時に、水を上げてもらうタイミングの説明がめっちゃ簡単になります。
家族とは言え、大切な観葉植物の水やりをお願いするとき、心配になりますよね?
また、依頼される側は水やりのタイミングが一目でわかるので快く引き受けてくれるはずです。
要するにSUSTEEは観葉植物を育てたことない人でも水やりの管理が楽になるので、本当におすすめです。
あまりにも最強アイテムすぎるので、植物を育てている知り合いがいたら布教してます。
こんな便利なものがあるのに使わないで、植物を枯らすことに怯えているのはあまりにも無駄が過ぎます!
水やりに不安で夜しか眠れない方、今すぐ買ってその不安から解放されましょう。
植物育成に不可欠な要素③空気
植物は光合成によって生育するためのエネルギーを確保します。
光合成には水と二酸化炭素が必要なので、二酸化炭素がないと成長しないということになります。
また、植物は光に照射されているときに光合成をおこないますが、それ以外の夜などは人間と同様に酸素を吸って二酸化炭素を排出する呼吸を行っています。
植物を室内で育てるときの注意点
室内で植物を育てている方は、下記の点に注意したほうが良いです。
エアコンの風を直接あてないようにする。
当たり前ですが、植物は高温多湿の環境で生育しやすいものが多いです。エアコンの風自体は暖かくとも、乾いたエアコンの風が当たることによって乾燥し、枯れてしまうこともあるでしょう。
風の動きを意識する。
冬は寒いため、窓を開けている方は少ないかもしれません。窓を閉め切っていると、どうしても風の動きが少ない状態になります。
自然界で自生している植物は自然の風を受けて育つので、屋外のように風が流れているほうが良いです。
外出時にサーキュレータを使ったり、換気扇を回しておくとよいと思います。
今の季節はエアコン+加湿器を使っているので、意外と空気がが回っている感じがします。夏はサーキュレーター回しますが。
植物育成に不可欠な要素④温度
植物の育成には周りの温度も大きく影響します。
年中光が多く当たっている熱帯地域では、多種多様な植物が生い茂っており、高緯度の地域では厳しい環境で生育できる植物のみ自生している、というイメージがあるのではないでしょうか。
温度が重要なのは、生物の体内で生じる化学反応のすべてが酵素を触媒として起こるためです。
つまり、原則として酵素の活性する温度帯でなければ、植物は育成しないということです。
温度については、原生地がどこなのかをイメージすればよいです。
例えば、熱帯地域原産の植物であれば、年中温かく、湿度も高い環境で育ちやすいとイメージできますので、寒さの耐性は低い傾向があるでしょう。
このように、原生地を知り、イメージすることは植物を大切に育てるうえで必須です。
植物育成に不可欠な要素⑤養分
植物の育成に必要不可欠である元素は下記の通り16種類あります。
- 窒素
- 鉄
- 亜鉛
- カルシウム
- マグネシウム
- 塩素
- リン
- 酸素
- 水素
- マンガン
- モリブデン
- カリウム
- 炭素
- 硫黄
- ホウ素
- 銅
特に重要なのが、窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)の3つで下記の通りです。
- 窒素(N)→茎や葉を大きくする。
- リン酸(P)→花や実などのつきをよくする。
- カリウム→根や茎の育成を促進する。
水と空気と光があれば、光合成はできますが、それだけが成長に関与するわけではありません。
植物は土の上で自生してますが、土壌の栄養素も同時に吸い上げて成長に使っています。
ですので、より成長させたい場合は、水に肥料を混ぜていくのがよいです。
ただし、とっても重要なことがあります。
観葉植物に肥料を濃いめで使ってはいけない
皆さんの中には、肥料を既定の倍率よりも濃いめで与えてしまったことがある方いるんじゃないでしょうか。
私も植物を育て始めた直後は、感覚的に濃いめのほうが植物の育成に効きそうって思っていました。
肥料を濃いめにしてはいけない理由は、肥料を吸収できる量に限度があるからです。
既定の倍率で薄める時が、吸収できる限度ってことです。
私たちで言うと、
植物にとって濃いめの肥料は、背油ギトギトのラーメンに、店主がやさしさで牛脂をたくさんトッピングしてくれたような感じ
そんなんたべれないでしょ。笑 でも、植物たちは食べれないものを食べようと頑張ります。
これまで少し濃いめの肥料をあげていて、今現在植物が無事だった方は植物にごめんなさいして薄めにしましょう。笑
また、温度の低い環境で肥をあげるのは控えたほうが良いです。
これも私たちで言うと、
植物にとって温度の低い環境で肥料をあげることは、冷水プールにつかりながらかき氷を永遠に食わされるようなもの
死にますね。
植物が枯れず安定して育つまでは無理に肥料使わないことをおすすめ
植物を育て始めてすぐの方は、植物のために肥料をあげてあげたいと考える方多いと思います。
個人的な考えの結論ですが、ビギナーの方は植物が枯れず安定してくるまで肥料をあげなくてよいと考えています。
私自身、これまで肥料をほとんど与えていませんし、それでも十分に育っています。
いい例、ありました。去年の夏育て始めたエアプランツのカピタータ(水のみ)です。
2023/6月(カインズホームで買いました)
2023/2/12(約8か月後)
育ちすぎだろ!って感じですね。笑 おまえが(2023年の成長率)No1だ。
そして少しづつ暖かくなった今日この頃またさらに成長し始めています。
植物が育たない、もしくは枯れてしまうなどの方は、肥料が問題ではなくほかに問題があると思います。
まずは、
- なぜ育たないのか、なぜ枯れてしまうのかを考えたりネットで調べる。
- 情報をもとに仮説を立ててアプローチしてみる。
- その結果植物の状態がどうなったかをじっくり観察する。
- 1~3を繰り返して改善する。
それを繰り返して、自分なりの(もしくは自分の環境にあった)植物の育成について知識を蓄えていくことが楽しいんです。
初心者脱出の第一段階は何よりも観葉植物を枯らさないこと。
まずは、枯らさないことを目標に育ててみましょう。
植物に動きが見えてなくとも、
(ある日)え、こんなデカかったっけ???
と思う日が必ず来ます。これはたくさんの人に同意してもらえる。絶対。
上のカピタータがそうでした。夏外に出しといたら馬鹿みたいにデカくなりました。
ある程度自分の環境での植物の育て方がわかってきた上で、より成長速度を上げたい!大きくしたいって思ったら肥料に挑戦しましょう。
わたしはもう少し暖かくなったら、定期的に肥料を少しづつ与え始めようと思っています。
まとめ
植物には5つの重要な要素があります。
- 光
- 水
- 空気
- 温度
- 養分
これらの5つの要素が欠けると植物の育成が困難になる。が、最初は全て細かく気にする必要はありません。
初心者は何よりも第一に観葉植物を枯らさないことを目標にしましょう。
また、私からのおすすめを下記に記載しておきますね。
- 水やりをSUSTEEで管理→枯れるor寝腐れ防止。水やりの不安から解消される。
- 風の動きが出るように工夫してみる(換気扇とかサーキュレータ)
- 肥料は最初不要。まずは枯らさないことを達成してからでも遅くない。
- 観葉植物をよく観察して、楽しむ。
以上。最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆さんが忘れないようSUSTEEのリンクもう一度貼っておきますね。
植物の不安要素をひとつでも取り除いて、楽しみましょう。
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