こんにちは
motoです。
最近は暖かくて、人間にも植物にも最高な季節が始まりましたね。
ついこの間まではめちゃくちゃ寒かったこともあって、植物もあまり成長を感じられませんでしたが、ここ数日で、新芽がめっちゃ出てきています。
新芽がたくさん出てくるのは嬉しいことですが、放っておくと、色んな方向に広がってしまいますね。
「自分のイメージに合うように、剪定していくこと」も重要です。
剪定したときに、余った枝を捨てるの、ちょっと待ってください。
水にさしておくこと(水挿し)で、増やすことができる植物も多いです。
今日は水挿しによって植物を増やす方法について紹介します。
水に挿しておくだけなので、誰でも簡単に挑戦することができますので、試してみてください。
今日は上の写真のベンジャミン・ヌダ(フィカス)を実例に剪定し、水挿しの実例を紹介します。
水挿しで植物を増やして家族にプレゼントするのもよし※注意する点もあり。
水挿し:植物の枝などを切り、水に挿して発根させて増やすこと。
植物によっては、めちゃくちゃ簡単に増えます。
私が実際に水挿しで発根が確認できたものは以下の通りです。
- モンステラ
- フィカス・ベンジャミン
- ペペロミア・イザベラ
基本的には、生命力が強い系(ポトスとか)は成功率が高そうです。
うちで育てているベンジャミン ヌダは水挿しで増やして、実家の母にプレゼントしました。
水挿しで増やせる植物自体は育てやすいはずなので、増やした植物を友人や家族にプレゼントするのも楽しいですね。
※注意:品種登録されている植物を無断で増殖し販売・譲渡することは種苗法で禁止されている
品種登録されている植物を無断で増やしてあげたり、販売することは種苗法で禁止されているようです。
もし増やして販売・譲渡を考えている方は下記のサイトなどで一度しらべてみることをおすすめします。
「フィカス ベンジャミン」で検索すると「スターライト」や「バロック」など聞いたことある品種がヒットしました。
ここに書いて無ければokなのかは私自身もよくわかっていません。
(誰か詳しい方いれば教えてください)
ただ、ここにヒットして、「育成者権 有り」のものは基本的にアウトです。
知らず知らずに法を犯しているってのは怖いですからね…
つい最近のニュースで、品種登録されたバラを販売した人が書類送検されたニュースがありましたね。
ほんとに他人事じゃないので注意してください。
水挿しのやり方
まずは下記のものを準備してください。
- 剪定ばさみ:切れ味がいいもの
- 容器(なんでもok)
- メネデール(なくてもok)
- 秤
剪定ばさみはなるべくスパッと切れるものが好ましいです。
切れ味が悪い場合、断面が押しつぶされてしまうことで根が出にくくなるみたいです。
今回は、メネデールという根が出やすくなるものを使います(なくてもokです)。
メネデールは葉水や、水やりなどの時にも使えるのでおすすめです。
なくてもいいんですけど、あると発根が少し早いような気がします。
私は水挿しの容器はペットボトルを切って利用してます。
まずはメネデールを水で希釈します。
メネデール1g:水150gとしています(だいたい150倍希釈)。
これに、剪定した枝を2~3時間くらい付けておけばokです。この間は半日くらいつけっぱなしにしましたが多分大丈夫でした。
今回は、うちで育てているベンジャミン・ヌダ(フィカス)を剪定します。
フィカスは、ゴムの木なので、切断した断面から樹液(白い)が出てきます。ゴムアレルギーの方は、肌が荒れたりするようなので、気を付けてください。
また、剪定時の注意点として、断面を斜めに切るのはやめたほうがいいです。
斜めに切ることで根が出やすくなるかもしれませんが、断面が大きくなるため細菌が侵入しやすくなるリスクがあります。
長期的に育てることを考えるならば、強い(太い)根が出やすいように切ったほうがいいですよね。
必ず断面はまっすぐ切りましょう。
また、これまで水挿しをやった経験的に、長さとしては4cm以上あったほうが成功率は高い気がしています。
あくまでもイメージになりますが、剪定後は剪定した枝に残っているエネルギーで根を出す必要があるので、短すぎると失敗しやすいのではないかと考えています。
自分の場合、短い枝でも発根は確認できたので植え替えたが、冬を超えられず弱って枯れたことがあります。
メネデールの希釈液に十分つけた後、水を取り替えます。
その後1日ごとに水を取り替えておけば、そのうち根が出てくるはずです。(暗すぎない場所に置いておきましょう。)
また、種類によるものか、私の環境下だけかわかりませんが、葉っぱが水に浸かった状態が続くと、葉っぱがヌメヌメしてきます。
何による影響かよくわからないですが、経験的にはあまりよくない感じがしてます。
その都度物理的に指でこすってきれいにしていましたが、面倒なので枝だけに水が触れるように工夫しています。
3/24日に剪定し、3週間程度たった状況を載せておきます。
まだ根は出ていないですが、出そうな気配があるって感じですね。
水挿しを続けていると、ついている葉っぱがぽろっと取れることはよくあります。
根が出るまで不安になりますが、あきらめずに水を毎日変えて、観察を続けましょう。
もし、水挿しに失敗しても親株があれば何度でも挑戦できますからね。
とは言え実は、発根後の植え替えのほうが難しかったりします。うまく定着せずに枯れることもそこそこあります。
発根後はある程度根が大きくなるまで待って、寒い季節が来る前に植え替えるのが理想ですね。
まとめ
水挿しとは、剪定した観葉植物の枝などを水につけておき、増やす手法のこと。
水につけておくだけなので、誰でも簡単に挑戦できます。
やり方としては、剪定した枝を水につけるだけ。
あとは毎日水を変えて、発根するのを待つだけです。
フィカスや、育てやすい植物は比較的成功しやすいので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
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