こんにちは motoです。
先日、オールドレンズのピント合わせに関する超初心者向けの記事を書いたんですが、
思ったより記事が読まれていて、初心者の方が多いんだなという印象を受けました。
私は普段から現行レンズよりもオールドレンズを使っていますが、
基本的にはカメラを始める上で、最初に買うべきものと、後でいいものはだいたい同じだと思います。
3年ほどカメラを使ってきた上で、必須、あると便利なもの、必要になったら買う物に分けてまとめておきます。
カメラを始めるときの初期費用を見積もる参考にしてください。
カメラを始める上で最低限必須なもの
カメラを始める上で必須なものは以下の通り。
- カメラ
- レンズ(カメラの種類によっては不要)
- SDカード(カメラの種類によっては不要)
カメラを始めるのに必須なもの 1.カメラ
カメラについては、それぞれの用途でお好きに選んでください。
- 一眼レフ、ミラーレス
- コンパクトデジカメ
- フィルムカメラ
今回はカメラの種類などを説明はしません。詳しく知りたい方は下記の記事などをご参考にしてみてください。
カメラを始めるのに必須なもの 2.レンズ
一眼、ミラーレスやレンズ交換式のフィルムカメラを購入した方はレンズが必要になります。
現在販売されているレンズ(=現行レンズ)であったり、昔のフィルムカメラ時代のレンズであるオールドレンズなどですね。
レンズはかなり悩むところですが、個人的には焦点距離50mm前後の単焦点レンズがおすすめです。
単焦点レンズを持っていない方は、ぜひ購入を検討してみてください。
私はNikonユーザーなので、ニコンの丁度いい価格で楽しめる50mm前後の単焦点置いておきます。(※マウントに注意)
★Nikon Zシリーズを購入予定の方(ミラーレス Zマウント)
★Nikon 一眼レフを購入予定の方(一眼レフ Fマウント)
この価格帯のレンズでも十分すぎるほどきれいに写りますし、何より使いやすいので本当におすすめです。
もしもセンサーサイズがAPS-CのZ50,Zfc,Z30を購入予定なら、
フルサイズ換算で40mmくらいになるので、下記もおすすめです。これらのレンズにはSE(Special Edition)というのもありまして…
ちょこっと見た目に振りたい方はSE買ってみてください。40mmのほうもSEありますよ。
かなりお手頃に買えるレンズのため、通常版は若干見た目がチープにも見えますけど、
数千円上乗せしてSEにすると、見た目がかなりグレードアップします!
私も妻に28mmのSEをプレゼントしましたが、見た目も使い勝手もよく、お気に入りのレンズとして使ってもらってます。
カメラを始めるのに必須なもの 3.SDカード
フィルムカメラ以外のカメラを購入される方は、基本的にSDカードが必要になります。
SDカードの容量は、撮影できる写真の枚数に直結するため、注意が必要です。
但し、ただ容量の大きいSDカードを買えばいいわけではなく、カメラに対応しているSDカードを購入する必要があります。
ただ、基本的にミラーレス、一眼レフやコンデジなど、よほど古いものでなければそこまで互換性について気にする必要はないですね。
ただし、念のため購入予定のカメラのメモリーカードについて調べておいてください。
特に気にしておかないといけないのは下記の場合です。
- 購入予定のカメラのメモリーカードがCFexpress カード/XQD カードの場合
- オールドコンデジなどを購入予定の方
CFexpress カード/XQDカードはSDカードとは全くの別物なので、注意してください。
また、オールドコンデジのように比較的古いカメラを使う予定の方は、
]容量が大きいSDXCなどの規格に対応していないこともありますので、必ず最初に確認したほうがいいです。
SDXCカード対応のミラーレス等を購入の方は、下記のSanDisk製のSDカードを買っておけば間違いないです。
動画撮影も問題なく行けるスペックです。
特に、細かい写真編集まで挑戦してみたいと考えている方は、写真をROW(撮影時の情報をすべて保存する方式)で保存する必要があります。
その際、1枚当たりの容量が大きくなるので、128GBくらいのものを買っておくとしばらく使えるので安心です。
お使いのカメラによりますが1000枚以上撮れます。
また、機種にもよりますが、私の使っているZ5はSDカードを2枚挿せるので、
スロットが2つある機種をお使いの方は、2枚あると安心です。
jpeg+Row保存をしたり、データ容量や、破損のリスク回避にもなります。
妻と新婚旅行に行ったとき、妻の使用しているカメラの容量がいっぱいでしたが、
私の予備のSDカードを貸して事なきことを得たこともありました。笑
カメラを始める上で、最初に買ったほうが良いもの
次に、必須アイテムと一緒に購入すべきと思う物を紹介します。
- レンズの保護フィルター
- カメラの液晶保護シート
- カメラのストラップ
- ブロアー
- SDカードリーダー
- 持ち運び用バックor保護するもの
カメラ必須アイテムと一緒に揃えたい 1.レンズの保護フィルター
絶対につけてください。
レンズ面に傷などがついてしまうと、最悪写真に写りこんでしまったり、撮影した写真に悪影響を及ぼす可能性があります。
数万円のレンズのレンズ面をさらしておくのは非常に危険ですので、フィルターを付けることは徹底したほうがいいです。
フィルターを付けていれば最悪、フィルターだけ交換すればokですし、
ちょこっと触ってしまっても気にせず後できれいにできます。
ほとんどのものはフィルターはねじ込み式で、レンズ毎に合ったサイズのものを買う必要があります。
フィルター径 + レンズで検索するとだいたいわかります。
現行レンズの場合は、レンズにΦ〇〇mmと記載があるので、そのサイズのものを買えばokです。
保護フィルターに高透過率とか、防汚性に優れるものたくさんありますが、
「ぶっちゃけどれでも変わらないんじゃない?」って気がしています。
使い分けしたことないのであれですけど。
別に趣味で使うレベルならあんまり気にしなくていいと思いますよ。
もっとも重要なのは、「高価なレンズを傷つけないこと」なので、
まずは安いもので大丈夫です。
カメラ必須アイテムと一緒に揃えたい 2.カメラの保護シート
これも付けておきましょう。
私はいまだにカメラを落としたことはないので、実感したことはないですが、
なるべく貼ったほうが無難でしょう。
(というか、ほとんどの人が貼ると思うので大丈夫と思いますが。)
カメラ必須アイテムと一緒に揃えたい 3.カメラのストラップ
カメラを持ち運びするのに重宝するものですね。
新品や中古でも、付属のストラップがあるかと思います。
それを使用してもいいですし、もっと使いやすいものに変えるのもアリです。
私が愛用しているZ5は、nikonのストラップでグレーのものを買いました。
結構ストラップは公式からもいろんな色が出ているので、探すだけでも楽しいですね。
幅が広いもののほうが、方に重さが分散されるので楽です。
また、私が持っているコンパクトなフィルムカメラ(リコー オートハーフe)は片手で持つスタイルのストラップを付けています。
こんな感じで、使う機材や、撮るスタイルによって選べばokです。
カメラ必須アイテムと一緒に揃えたい 4.ブロアー
レンズ交換式のカメラを使用予定の方、かつレンズを複数使う方は購入してください。
オールドレンズで遊ぼうと思っている方も購入すべきです。
ブロアーというのは、シリコン製の空気を送る道具です。
レンズについたほこりやごみを吹き飛ばしたり、レンズ交換時にカメラ本体の中にゴミが入らないように空気を吹き付けるときに使います。※意外と使います。
私は昔レンズ交換式のフィルムカメラを使って外で複数のレンズで写真を撮っていましたが、
現像したらゴミが写りこんでいた、なんてことがありました。
ゴミが写りこむ程度で済めばよいですが、センサーに傷がつくのは絶対に避けたいですね。
数百円程度なので、購入しましょう。
カメラ必須アイテムと一緒に揃えたい 5.SDカードリーダー
撮った写真を直接スマホにwifi等で送ることもできますが、意外と時間がかかったり、接続が面倒になることが多いです。
特に枚数が多くなると、SDカードリーダーで取り込んだほうがずっと早いです。
写真を編集する気がない方は、なくてもいいのですが、
今後写真の編集まで取り組みたい方は、ファイルサイズが大きくなるため、必須になります。
よく、USBハブにSDカードリーダー機能がついているものもありますが、
大量の画像データを移動するとき、ハブのキャパぎりぎりになり、ハブで一緒に使っていたマウスの反応がカクつくことがありました。
USBハブにあるでも一旦はokですが、ストレスを感じた時は購入しなおしましょう。
お使いのPCにtype-Cポートしかない場合はこちらです。
カメラ必須アイテムと一緒に揃えたい 5.カメラバックor保護するもの
カメラを持ち運ぶと言えば、カメラバックですね。
私も最初に妻と共用で購入したnikon Z50と一緒にカメラバックを購入しました。
ですが、結局今は使ってないですね。
私の場合は、基本カメラストラップを肩にかけっぱなしスタイルで出かけます。(実際は重さもあり辛いですが。)
なんかカメラバックって、ちょっとおしゃれな感じではないんですよね(多分探したらいいのあるけど)
私は結局下記のように、カメラ本体を包める布+レンズ保護ケーススタイルで外出してますね。
カメラ全体をクロスで包めるので、そのままリュックに入れたりしています。
レンズはあまり複数持って行かないのですが、持っていくときは下記の商品にレンズを入れて持っていきます。
ちょっと雑ですけど、持ち出すたびにカメラバックは面倒なので私はこのスタイルに落ち着きました。
必要になった時に買えばいいカメラグッズ
最後に、必要になった時に買えばいいものを簡単に記載します。
- 三脚
- 防湿庫
- 予備バッテリー
- レンズペンなどのクリーニンググッズ
必要になった時に買えばいいカメラグッズ 1.三脚
三脚に関しては、下記のような撮影をしたい人は必要です。
- 暗い場所での撮影(夜景など)
- マクロ撮影
- テーブルフォト
シャッタースピードが長くなってしまったり、テーブルフォトで画角を細かく調整したい人は必要です。
必要になった時に買えばいいカメラグッズ 2.防湿庫
これについては、あったほうがいい(と思われる)んですが、まだカメラを始めて3年程度なので効果のほどはわかりません。
とは言え、カメラの敵となるカビなどが発生しにくい空間に保管することで
「長期的にカメラとレンズの状態が悪くなりにくい」のは間違いないです。
特に、オールドレンズをお使いの方は性質上、
現行レンズよりも状態が悪くなりやすいため、防湿庫があるほうが長期的には安心です。
場所はとりますが、自分の大切なカメラやレンズを守りましょう。
カメラのレンズをたくさん集めてしまいそうな方は、少し大きめを買ったほうがいいです。
私は65Lくらいのものを買ったんですが、すでにパンパンです。
仮にカメラを売却することになった時にも、
防湿庫で管理していれば、状態が悪くなりにくいですし、
フリマサイトなどで売るときには、防湿庫で管理していた(=状態はいい)ことを言えるので
売却時の値段が落ちにくいはずです。
「予算に余裕があれば買うべき」でしょう。
必要になった時に買えばいいカメラグッズ 3.予備バッテリー
よっぽど長時間の撮影しに行くor充電できないような環境にいくなどない限りは不要じゃない?って思ってます。
普通に出先で写真撮るレベルであれば1個で十分ですね。
仮に足りないと感じれば、その際に追加で購入すればOKです。
必要になった時に買えばいいカメラグッズ 4.レンズペンなどのクリーニンググッズ
クリーニンググッズ、あると便利ではあるんですが、最初はなくてもいいかなって思ってます。
というのも、レンズクリーニンググッズがあるから、レンズを触っちゃうわけですよね。
保護フィルターを付けていれば、原則レンズ本体は触れないはずなので、大丈夫ですが、
レンズ本体を触れてしまった後の対策は結構慎重に行わなければなりません。
レンズ面に触れて汚した後、レンズクリーニンググッズがあったとしても、最初にすぐ使って拭いてはいけません。
まずはブロアーを使って、小さなゴミをぶっ飛ばします。
これをしないと、実は小さいゴミがついていて、
レンズに小さな傷をつけた、なんてこともあるみたいです。
(私はそれを知らず普通にクリーニンググッズで拭いてましたけどw)
クリーニンググッズがあると、つい きれいにしよ!って思って
レンズ面を無駄に触ってしまう可能性もあるわけです。(特にオールドレンズの場合とか)
ある程度慣れるまではレンズ面を触らないに越したことはないと思ってます。
なので、最初はいらないと思います。
レンズ面以外(レンズ側面やカメラボディなど)をきれいにしたい場合は、下記のものがおすすめです。
スマホとかPCのモニターをきれいにもできます。
私はオールドレンズの購入後、レンズボディの汚れをきれいにしたりするのに使っています。
まとめ
カメラを始める上で、最低限必要なのは
- カメラ
- レンズ
- SDカード
でした。
SDカードは規格がすこし複雑ですが、割と最近の一眼やミラーレスならそこまで心配はしなくて大丈夫です。
とは言え、購入前に、あなたが買う(買った)カメラのメモリーがどういう規格のものか調べてから購入してください。
また、最低限必要なものに加えて、下記のものを買っておくことをおすすめします。
- レンズの保護フィルター
- カメラの液晶保護シート
- カメラのストラップ
- ブロアー
- SDカードリーダー
- 持ち運び用バックor保護するもの
特にレンズの保護フィルターは必ず、全てのレンズ分購入してください。
このあたりをそろえておけば、しばらくは安心してカメラ生活を楽しめると思います。
この記事が誰かの参考になれば幸いです。
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