こんにちは。motoです。
エアプランツの実生チャレンジ4か月目となりました。
最近観察していると、少し変化がありましたので、内容を更新します。
3か月の段階では、一部の自然播種(クッキングペーパー方式)のものが脱落しましたが、その他はなんだかんだ問題なかったという結果でした。
4か月たった今段階でも、3か月目と状況は変わらず、そのまま問題なく育っているという感じです。
2024年4月1日になんちゃって無菌播種したレトルタ (4か月経過)
無菌播種のものですが、何度も言っている通りなんちゃって無菌播種になります(間違えて培土がゼラチン)。
夏までは問題なかったのですが、熱くなってきてドロドロになっています。
また、私は植物に動きがないか気になって仕方がないタイプで頻繁に確認していたところ、
手が滑って、なんちゃって無菌播種のビン1つを落下させてしまいました。
ゼリーが気温でドロドロだったこともあり、
ゼリーが細かく砕けて、順調に育っていたレトルタがゼリーの中に埋まってしまいました…
一部はゼリーの上側(水面に近いところ)に動かせましたが、5個体くらいあるうちの1つは完全にゼリーの中に埋もれてしましました。
まぁ、仮に1個体が枯れても残り4個体が枯れないなら必要な犠牲かな。
と思いつつ。
枯れるかとおもいきや…。枯れない。
なぜなのか。どういう原理かわからん。
ゼリーが細かく砕けているので、その間に細かい空気が入り込む?(ないよね?)
ゼリーの中で光合成と呼吸のサイクルで窒息せずに回っている?(そんなことありえるか?笑)
仮にそうだとすると、夜はLEDを切っているため呼吸のみなので、夜の呼吸に必要な酸素(十分な)がこの個体のまわりにある?
どちらにせようちの環境下では、なぜか枯れないということがわかりました。
他のものも問題なく育ってます。肉眼で十分見えるほど、葉っぱが分岐しています。いいかんじ。
一方で1個体のみ、枯れてきているものがありました。
この個体は途中まで一番順調に成長していたんですけどね。
ただ、根元に新しい小さい株(子株か?)みたいなものも見えるので、もしかしたらワンチャン復活もありますね。
無菌播種は今のところ順調ではありますが、無菌播種を続けていると、成長が鈍化することがあるようです。
その際には無菌状態から取り出し、順化(通常の環境に順応させていくフェーズ)が必要なので、
そのタイミングをいつとするか、ここが結構キーかもしません。
今4か月が経過している無菌播種で育てている個体は計8個体くらいなので、
時期を少しずらして、うまく順化させるポイントを見つけたいと思います。
※ちなみに、2か月ずらして無菌播種したレトルタは大量(50個体以上)にあるので、自分の経験になるように攻めてみても面白いかなと思っています。
2024年4月1日に自然播種したレトルタ (4か月経過)
次に自然播種したもの。排水溝ネットの上に置いて育てているものについて紹介します。
自然播種のものは、若干自分の中で条件を変えて育てていたつもりでしたが、結局今は同じ管理になりました。
一部は枯れかけていますが、そのほかは問題なく育っています。
左下と上の個体がかなり順調で、肉眼でも葉っぱが分岐しているのがわかりますね。
他の個体も、一部を除いて育ってそうです。
肉眼で見ると枯れてるように見えましたが、拡大してみると、ちゃんと育っている感じですね。
なんか水をずっとあげているからか、うっすら綿毛が風呂場でよくあるピンク色の水垢みたいな色になっているように見えますね笑
乾燥気味で管理すれば、そうならないのかもしれませんが、
種から自然播種で育てる場合は水切れによる枯れ死のほうがリスク高そうな感じがしました。
もしこのピンク色のものが菌の増殖だとするとあまり好ましくないですけど、今んとこ大丈夫そうなのでそのままとします。
綿毛を取るということもできますけど、水切れが早くなるリスクがあるので、そこは問題になってから動こうと思います。
よく見ると….自然播種のレトルタから発根あり。
で、今回写真を撮っていて、初めて気づいたことがあります。
それは、
自然播種したレトルタから発根していること。
いや、流石に肉眼では見えないから気づかんよ笑
何か発根していることが確認できたので、より安心できましたね。発根していると調子いい感じですからね。
ただ、やっぱり自然播種は無菌播種と比べて成長するスピードは圧倒的に遅いですね。
こればっかりは仕方ないことと思いますが、
もっとぐんぐん育ってほしいので、ここからはうっすらと液肥をいれつつ成長を促進させようと思います。
2024年6月に播種したロリアセア/レトルタ (約2か月)
上のレトルタとは別に、2か月遅れで播種したものもあります。それぞれ、
- レトルタ・・・無菌播種(培土に砂糖なし)と自然播種
- ロリアセア・・・種が少ないので無菌播種(培土に砂糖なし)
2024年6月に自然播種のレトルタ (約2か月)
レトルタについては、特に面白みがないので、状況については割愛しますが、
自然播種したものの写真のみ載せておきます。
なんとなく種をばらさずに適当において播種したもの。
よく見ると枯れているものもありそうですけど、こちらも問題なく育っています。発根はなさそう。
2024年6月に無菌播種のロリアセア (約2か月)
こっちは、ちょっとおもしろい感じなので、一緒に書いておこうと思います。
ロリアセアの種は、うちで育てているロリアセアから取れたものです。
ただ、今年種ができたものは、おそらく私が育てていた時期にできたものではなく、
シードポット1個で、種もかなり少なかったんですよね。
とは言え、ロリアセアの種を取ってそのままにしておくわけにはいかないだろってことで、
余っていたレトルタの種と一緒に無菌播種した、っていう流れです。
で、無菌播種から2か月程度なんですけど、びっくりするぐらい肉眼でもわかるように、葉っぱが分かれています。
ちょっとわかりにくいと思いますが、葉っぱが分かれているんです。
(ビンの中の小さいものを写真で撮るのはハードすぎです…)
レトルタはもっとわかりにくい変化しかなかった感じですけど、こやつは動きがすごいです。
うちの環境で適応できたロリアセアだから早いのか、レトルタが遅いだけなのかは不明です。
こんなに成長が目に見えてわかるロリアセア、育てていてすごい楽しいですね。笑
うちで育てているロリアセア(親株)は、かなり順調に成長していて、状態もかなりいい感じなんですよね。(写真は種を取ったと株分けした個体)
あまりに葉っぱがピーンときれいだったので、コルクにつけてみました。
今年咲いた花からシードポットが大量にできています。
もう一つの個体にも6個くらいありますw(下の写真) さすがにこんなにいらないけど。
まとめ
エアプランツ(チランジア) レトルタの実生チャレンジを実施していて、
現在播種から4か月が経過しました。
自然播種:肉眼で葉っぱの分岐がわかるくらいに成長し、一部では発根もあり
無菌播種:自然播種よりも、サイズが少し大きく成長に関しては早い
ただ、無菌播種はいずれビンから取り出して順化が必要なので、ここをどのタイミングにするかがキーになりそうです。
また動きがあれば更新します。
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