こんにちは。motoです。
今日は観葉植物を室内で育てるための記事を書きます。
観葉植物を育てたいと思っても、色んな理由から購入を迷ってしまいますよね。
特に、家の中にグリーンを取り入れたいと思っている方は室内の環境で観葉植物を育てられるか心配ですよね。
私は観葉植物を育て初めて3年程度ですが、基本的には室内で観葉植物を育てています。
※一部のエアープランツは外で育てています。
今日の記事は、下記の方に是非読んでいただきたいです。
- 植物を室内か室外で育てるか迷っている
- 室外で育てている植物を室内に移そうと考えている。
- 家の中が暗いが、育てられるか不安
私はこれまで直射日光が入りにくい部屋(真向かいに隣接して住居があるため、日光が入りにくい状況)で植物を育成しています。
これまでの経験から、暗い家で植物を育てるために行った対策や、経験などをまとめておきますので、ご参考にしていただければ幸いです。
観葉植物を室内で育てるメリット・デメリット
メリット
室内で育てるメリットは下記のとおりです。
- 害虫が寄ってくる心配がない
- 家の中で植物をじっくり観察できる。
- 部屋の温度の調整がある程度できる。
メリット1:害虫が寄ってくる心配がない
一つ目の害虫が寄ってくる心配がないというのは、かなり大きいメリットです。
どうしても虫が嫌いだから、外に出したくないという方多いんじゃないでしょうか。
特に、
最初は外に出していたが、植物を観察しているときに虫がついていることに気づき、大騒ぎ。その後虫を避けるために室内で育て始める
みたいなパターンの方いらっしゃると思います笑
やはり、虫って無害・有害にかかわらず避けたいところです。
メリット2:家の中でじっくりと植物を観察できる
植物を育て始めると、つい成長していないか見たくなりますよね。
特に夏や冬は温度の関係で、外に出るのが面倒になったり、水をあげたらすぐに部屋に入ってしまう、なんてこともあります。
なるべく成長していく過程は観察していきたいですよね。
また、植物によっては、開花時期が短く1日で花がしぼんでしまう植物もあります。
こういった旬の時期を見逃しにくいのもメリットです。
メリット3:部屋の中で多少温度が調整できる
植物を育て始めるとどんどん育てたい植物が増えてきます。
育て方を見ると、住んでいる地域の温度では育てるのが難しそう、なんてこともあります。
そう言ったときに、一時的に家に入れるなどの対策で育てられる可能性があります。
デメリット
デメリットは下記のとおりです。
- 外と比べて成長が遅くなる
- 部屋を地味に圧迫する。
- 土の中からコバエなどの虫が発生した場合、家の中に大量発生する。
- 通気性が悪くなりやすい。
デメリット1:外と比べて成長が遅くなる
当然外の環境が最もいいのは当然です。
もちろん、最近は太陽光の光に似たLEDライトなどがあるので、十分育てることはできます。
大量に植物育成用のライトが販売されています。有名どころですとアマテラスとかですかね。
ただ、LEDではどうしても、太陽光のように広範囲で高出力の光を当てるのは困難です。
光量を観測するアプリで外と、うちにあるLEDを比較してみましたが、数値が全然違います。
LEDは照らすところだけが明るいですが、太陽は広い範囲で照らしているので、ある程度日陰でも、ほかの場所から乱反射した光で明るいようです。
昨年、部屋の中で育て始めたエアプランツがありますが、外に出し始めると尋常じゃないスピードで成長しました。やっぱり成長させるには外のほうが効率は良くなります。
デメリット2部屋を地味に圧迫する
心当たりある方、かなり多いと思います。
観葉植物を育て始めると、尋常じゃないくらい植物の収集癖に際限がなくなるんですよね。
どんどん部屋に植物が増えて、ほぼ一部屋なくなった!みたいな方もいるみたいですね笑
私は、地味に部屋を圧迫され始めてからなるべく場所を取らない植物(エアプランツなど)を積極的に育て始めました。
この辺りは、大きくなりすぎない植物を選定するなどの工夫で何とかなると思います。
デメリット3:土の中からコバエが発生すると大変なことになる。
これ、私の実体験です。
以前購入したオリーブですが、購入時点で店舗の外で育てられていました。
そもそもオリーブを室内で育てるのか?という疑問ある方もいるかと思いますが、
室内で育て始めたところ、コバエが大量に発生して家の中を飛び回る、という地獄を体験しました。
これマジでつらかった。。。
これについては、もうどうしようもありません。出てきたコバエを倒すのみです。
もちろん土を全て入れ替えて根本的に対処する、という方法もあるかと思いますが初心者の方にはあまりお勧めしません。
植え替えで枯らしてしまう可能性もありますし。
私が使用したコバエ対策グッズ、下記にリンク張っておきます。
私の戦略としては、粘着タイプである程度捕まえて、その他はスプレーで撃退という感じでした。
粘着なんて効果あるの?って思ってましたが、まぁまぁ効果あります。
体感で言うと6割くらいはキャッチできていたような気がしてます。
何でかっていうと、観葉植物の土から発生したコバエは、発生後しばらく観葉植物の土の上を徘徊します。その際に、粘着を置いておくと、キャッチできるってことです。
とは言え、全てはキャッチできないので、一日に数回観葉植物の周囲を確認して、コバエがいたらスプレーをかけて撃退しました。
これを1~2か月続けたら、コバエの発生がなくなりました。
コバエがどれだけ土に潜伏しているかにもよると思いますが、上のやり方はかなり効果的だと思います。
また、コバエが大量に発生しているときに粘着を置き始めると、コバエが尋常じゃないほどキャッチされます。
コバエがついたものを刺しつづけておいてもいいんですが、気持ち的に嫌なので、
どんどん交換してきましょう。コストも言うほど高くないので。
デメリット4:通気性が悪くなりやすい
これも、結構部屋によっては問題になってきます。
私が以前住んでいた家では隣の住宅が近接して建っており、日光が直接入る時間が1時間強くらいしかありませんでした。
大きめの観葉植物を育てていたのですが、部屋の通気性も悪く、土の表面にカビやキノコが発生したことがあります。
実際この後は下記の対策でカビやキノコは発生しなくなりました。
- 換気扇で24時間換気
- サーキュレータで換気効率up
しかし、結局寝腐れを起こし枯らしてしまいました…
大きめの植物は特に土が乾きにくいので注意が必要かもしれません。
暗い部屋で植物の環境をなるべくよくする方法
1.LEDライトをつける
なるべくやったほうがいいです。
植物育成ライトはたくさん売っていますが、私は植物育成ライトではない通常のLED照明を使っています。
ただ、どんなLEDでもいいのかというとそういうわけではありません。(とは言えないよりは多分ましですけどね)
選定に重視した項目は演色性(Ra)が高いものです。
演色性(Ra)とは:物体を照明で照らすとき、どれだけ自然光の色を再現しているか。
つまり、太陽光の光の成分にどの程度近いかの指標ととらえていただいて問題ありません。
私は家の照明用で購入したものRa 90ものを再利用で使用しています。
Ra90となると、ほんとに自然光みたいなので通常の照明としてもおすすめです(元々照明用ですが…)。
ただ、一つ問題があり、7.3Wなんですよね。植物育成用のライトとしては出力が低めになります。
植物育成ライトで有名なアマテラスは10Wとか20Wなので、本気で植物育成ライトを探している方はアマテラスを購入したほうが早いかもしれません。
ちなみに、私はTapoというスマートコンセントを用いて、7:00~19:00までLED照明が稼働するしくみを作っています。
これめっちゃ簡単なのでおすすめです。やり方については下記記を参考にしてみてください。
2.なるべく空気を動してあげる
問題となってくるのが、通気性の問題です。
多少悪い程度では大丈夫かもしれませんが、日中部屋の空気が全く動かない状態だと植物にとってあまりよろしくはありません。
そこで、簡単にできる対策を紹介します。
- 日中、換気扇をまわしてみる
- サーキュレータで空気を回す
換気扇、キッチンにだいたいついてますよね。これ回すだけでも多少空気が動く効果があります。
サーキュレーターは、室内で植物を育てるうえであって損はないですが、換気扇を回して仕事に行くことから始めるだけでもまずは十分だと思います。
おまけ たまには外に出して光をあてつつ葉水してみる
結局外に出すのかよって思った人もいるかもしれません。
私の個人的な意見ですが、多少外に出して光を当ててみることもいいんじゃないかと思っています。
そのついでに、葉水をしましょう。
葉水は葉っぱに水を霧吹きなどで吹きかけることです。
どうしても家の中だと思いっきり葉水することを躊躇してしまいます。
その点、外でしたらどんだけぬれても問題ないので、しっかりと植物の葉っぱに水をかけてあげることができます
私は下記のEPOCAの霧吹きを使っています。圧力をためて一気に吹きかけられるのでめっちゃ使い勝手がいいです。
土日の朝、植物を外にだして一気に葉水したりすると、気持ちがいい朝をスタートできます。
ひとつ気になるとすれば、圧力をためたままにしておいておくと水が漏れることですかね。
使用後は圧力を抜きましょう。
まとめ
室内で育てるデメリットとメリットをまとめました。
デメリットもたくさんありますが、効果的な対策を打つことで、十分室内で観葉植物育成を楽しむことができます。
室内で観葉植物を育てるうえで、光と風は意識してあげたいです。
光:なるべくLEDで補ってあげたいところ。まずは安いLEDを使って実験してみるのもいいかもしれません。
空気:簡単に実施可能な換気扇をつける を実施してみて下さい。
この記事が、参考になった方がいれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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