こんばんは
motoです。
植物育成を楽しんでいますでしょうか。
この記事を読んでくださる方は、少なくとも植物に対して愛着を持って育てている方だと思います。
そんな愛着のある植物だからこそ、ライトで光を補ってあげることで植物の成長につながり、
今よりも植物の育成が楽しくなることでしょう。
この記事を読んでくださる方はおよそ3パターンかなと思っています。
- 室内育成はしているが、もう少し環境を整えたい方
- 室外で育成している植物を室内で育成したい方
- これから室内で観葉植物を育てようと思っている方(未経験)
今回の記事は観葉植物の育成を室内で始めようと思っている方でも理解できるように、
ライトの選び方からライトの自動化までわかるように書いていきます。
観葉植物の育成にライトを導入するだけでもかなり植物育成が捗りますが、
ライトの自動化をすると、より快適に観葉植物ライフが送れますよ!
ライトの自動化なんてできるの?って思った方でもわかるようにかなり細かく書いています。
この記事通りやっていただければ、ライトの自動化までできますので安心してくださいね。
コストとしても1万円以下で揃いますので、ぜひやってみてください。
なんで植物育成ライトが必要なのか。
植物の成長には、光や水が必要になります。
特に室内育成には、光が少なくなりがちです。
光が少なければ、十分に成長できなく徒長(弱弱しく葉っぱが伸びること)してしまったり、最悪の場合は枯れていきます。
せっかく室内で育てるなら、生き生きと成長してほしいですよね。
もちろん、室内でうまく育てるには光だけでは不十分ですが、本記事では光をライトで補うことについて書いていきます。
その他植物育成に必要となる項目が知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。
観葉植物育成ライトの選び方
さて、観葉植物の育成に光が必要なのはわかっていただけたと思います。
次にどのようなライト(+ライトクリップ or スタンド)を選ぶべきかを書いていきます。
まずはライトについてですが、大前提を書かせてください。
ライトについては、育てる対象の植物によって、このライトが良いとか悪いとかあるかもしれません。
ただし、そこは現時点では重要ではありません。
なぜなら、現時点では「観葉植物が室内で育成しやすい環境に改善する」ことを目標とするためです。
今この記事を読んでくださっている方は、室内に明るさが足りない状況と思われますので、
基本的にはどのライトを選んでも改善する方向で間違いありません。
なので、まずは
今よりも室内環境を整えて、植物に生き生きと成長してくれるようになれば良い
と気軽に考えましょう。100点満点を取る必要なんてなく、70点くらいなら余裕で取れますからね。
さて、ライトを選ぶ基準ですが、個人的には3つです。
- 演色性:どれだけライトの光が太陽光に近いかを表す指標
- 消費電力:ライト一つでどれぐらいの光が出るか
- 放射角度:光はどの程度広がるか
一つ目の演色性は、太陽光にどれだけ近い光かを表しているかという理解でいいです。
当然すべての観葉植物は自然界で生きているものですから、太陽光で育成します。
なので、太陽光に近いほど、成長しやすいというのはイメージしやすいでしょう。
次に、消費電力です。光の強さだと思っていいと思います。電球で言うW数のことです。
本来は入れた電力(W)に対して、熱などに変わってしまうロスがあるので、消費電力=光の出力ではありませんが、初心者はそこまで考えなくていいでしょう。
最後が、放射角度です。
光は基本的に広がっていく性質があり、距離の2乗で減衰します。
それが何かということですが、例えば、同じ20Wの電球があったとします。
ひとつは放射角度が60°、もう一つは30°だったとします。
当然放射角度が大きいほど、光は広い範囲に照射されるメリットはありますが、一方で光がその分分散してしまうため、照射範囲全体では光が少なくなってしまいます。
一方で放射角度が小さいほど、光は狭い範囲にしか照射されませんが、照射される範囲では光が多くなるということです。
要は、出力が同じ場合でも、放射角度が異なるだけで光が多かったり少なかったりするということです。
とは言え、各々の環境に合わせて放射角度を指定してライトを購入することはできませんし、基本は放射角が商品ごとにバラバラってことはないので安心してください。
ただ、一応は見ておきましょうねということです。
で、どの植物育成ライトがおすすめなのか:HaruDesign Light STAFF VA 6K
つらつらと書いていきましたが、文字情報を理解できたとしても結局どれを買えばええねんとなりますよね。
安心してください。おすすめをご紹介します。
HaruDesignの下記のライトです。
演色性も98とかなり太陽光に近いです。(まぁ植物育成ライトは基本演色性高いので他ライトとの差別化ポイントではありません)
このライトのいい点は、照射角度が自由に変えられるということ。
広角用のレンズがついていたりするライトもあるのですが、別途取り付けが必要で角度を変えるのに手間があります。
一方でこのライトは、ノブを回して決められた範囲の中で無段階に角度を調整できます。
つまり、より強い光を当てたいときや植物が増えたときに光の照射範囲を思い通りに変えられるということです。
最初に買う植物育成ライトとしては、完璧かなと思いました。
うちで育てているエアプランツたちも満足げに成長し始めましたね。(うれしい)
おすすめのライトスタンドとライトクリップ
次に、ライトスタンドとクリップです。
植物育成ライトは意外とゴツく、重たいものが多いです。
なので、軟弱なライトクリップだと完全に固定できず動いてしまうことがよくあります。
間違いないのはライトスタンドですが、地味に場所をとったり、クリップよりも高くなるので注意してください。
ライトスタンドはおしゃれなものがあるのでいろいろと探すといいと思います。
私はクリップ派で、下記のものを使っています。
HaruDesignのライトクリップもありましたが、レビューも合わせてBRIMのほうがよさげのためこちらにしました。
クランプ式のほうが安定感があっていいですね。
今のところ不満はありません。しいて言うなら、ちょっと大きいことですかね。(許容範囲ですが)
観葉植物 育成ライトを自動化して快適な観葉植物育成ライフを
さて、上でライトとライトクリップが決まったので後はライトON/OFFの自動化するだけです。
観葉植物 育成ライトを自動化するメリット
- 簡単かつ少ない費用で自動化できる。
- 指定した時間にON/OFF可能で、時間も自由に調整できる。
- LEDを付けたくない時間を調整できるので、家の快適性を損なわない。
- 一度設定したら、メンテナンスフリー
植物を室内+LEDで管理するとき、配置場所の関係でLEDがまぶしく感じることは多いと思います。
その場合、例えば
出社する時間に合わせてライトをONする設定にしておけば、まぶしさを感じることが少なくなります。
また、植物育成ライトのON/OFFを毎日行う事は手間がかかるため、植物に光をあてることをやめてしまうこともなくなります。
このように、植物育成ライトの自動化は現代の忙しい人に大きなメリットとなります。
観葉植物 育成ライトを自動化するデメリット
- 自動化の設定する手間がある
主なデメリットは、自動化の設定に手間がかかることですね。
こちらは自動化に必要なおすすめの商品と設定の仕方について後ほど解説しますのでご安心ください。
観葉植物 育成ライトの自動化に必要なもの
- LEDライト
- 照明器具(アナログスイッチでON/OFF切り替えるもの)
- TP-Link Tapo P105/A(スマートコンセント)
- Wifi環境
育成ライトの自動化に必要なもの①LEDライト
LEDは用途に合わせて好きなLEDを購入してください。
迷う場合は上で紹介したHaruDesignのものが良いと思いますね。
育成ライトの自動化に必要なもの②クリップライトorクリップスタンド(照明器具)
照明器具は下記の条件を満たすものを選定してください。
- ON/OFFをアナログボタンで切り替える照明器具
- コンセントから電源をとるもの
こちらも迷う場合は、上で紹介したものがいいと思いますね。
育成ライトの自動化に必要なもの③TP-Link Tapo P105/A スマートコンセント
こちらは私が購入したスマートコンセント(Wifiとつなぐことでスマホや音声操作ができるもの)です。
コンセントと照明器具の間にかませることで、ON/OFFを制御できます。
別にこの商品である必要はありませんが、Amazonで評価4以上で口コミ数も多いため、購入しました。
使ってみて、設定の難しさが全くなく、あっさりと設定できたのでこちらを紹介します。
ちなみに、アレクサと接続すると音声制御も可能なようですが、基本植物の照明を自動化するくらいは不要なので、お好みで挑戦してみて下さい。
育成ライトの自動化に必要なもの④Wifi環境
③のスマートコンセントをネットワークに接続するためにWifi環境が必要です。
もし仮にWiFi環境がない場合はテザリングでできるか確認してみるといいかもしれません。(未確認です)
Tapo P105を用いた育成ライトの自動化設定手順
ざっくりと流れを説明すると、下記のとおりです。
- Tapo P105とスマートフォンを接続する。
- アプリ上でON/OFFのスケジュールを追加し、育成ライトの自動化を確認する。
細かく説明していきます。
Tapo P105とスマートフォンの接続
まずはスマートフォンとTapoを接続する手順です。※どこかでwifiの情報を入力する画面が出てくるので、画面に従って入力してください。メモし忘れました。
- 説明書についているQRコードからアプリをインストールする。
- アプリを起動し、アカウントを作成してログイン。
- 右上の+ボタンを押してデバイスの追加画面に飛ぶ。
- プラグ→Tapo P105を選ぶ。
- Tapoをコンセントに刺して、緑⇔オレンジに点滅していることを確認。
- スマホの画面で「オレンジと緑に点灯」を押す。
- 位置情報を有効にする。
- デバイスと接続されるのを待つ。
- 接続されたらデバイスに名前を付け、配置場所の名前を設定する。
- ファームウェアが最新版か確認する。
- 接続完了。
接続が完了したら、(最初は何の設定も入っていないので)電源がONになっているかと思います。
この状態でTapo P105に照明器具を差し込み、LEDを点灯させてください。
その後アプリ上で電源マークを押すと、アイコンが切り替わりOFFとなります。
ここでLEDが消灯されれば無事アプリとTapoの接続は成功しています。
ここまで設定できればアプリ上でON/OFFが可能なので、これで十分な方はここまででOKです。
アプリ上でON/OFFのスケジュールを追加し、育成ライトの自動化を確認する。
続いて、ON/OFFのスケジュール設定です。
- 先ほどの画面でアイコンマークをタップします。
- スケジュールをタップ
- 自分の設定したい時間に動作するよう設定する。
今回は毎朝7:50~16:00まで点灯するようスケジュールを設定してみます。
その場合は、朝7:50分にオンになるよう設定します。下記左図。同様にOFFのスケジュール右上の+ボタンから追加します。
問題なく設定できていれば右図のようにオンとオフの2つの設定が入っているはずです。
自分の設定したい時間に動作するよう設定する。
- ちゃんと動作しているかチェックする。
もし正しく動作するか確認したいのであれば、ONを現時点の2分後の時間、OFFを4分後の短時間の設定で確かめるのもいいでしょう。
問題なく動作すればOKです。お疲れさまでした。
思ったよりも簡単に設定できたのではないでしょうか。
この記事をきっかけに、家にある他のものの自動化についても考えてみるのは楽しいかもしれません。
まとめ
今回はスマートコンセントを用いた、植物育成照明のON/OFFを自動化について説明しました。
植物を室内で育てる上でLEDで光を補ってあげることは大切です。
しかし、LED照明を植物に充ててあげることで、次のような悩みが生じます。
- LEDが眩しい
- 照明のON/OFFが面倒
- ON/OFFをやるのを忘れてしまう
そこで、LEDの照明ON/OFFを自動化することで上の悩みを解決することができます。
今回はTP-LinkのTapo P105Aという商品を紹介しました。
スマホとWifi環境があれば、誰でも簡単にスケジュール通り照明のON/OFFを自動化することができます。
ぜひ、試してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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