こんにちは。motoです。
エアプランツを育て初めて1年ほど経ちました。
エアプランツは場所を取らないし、土が不要なのでどんどん増やしちゃいますよね。
エアプランツが増えてくると、気になってくるのが実生への挑戦。
そもそも、種どうするか問題はありますが、今回種入手したので、挑戦をしてみたいと思います。
今回はレトルタというエアプランツの種みたいです。(フリマサイトから購入しました。)
今回は自然播種となんちゃって無菌播種に挑戦しています。
4/1日に種を播きまして、現在12日経過したところですが、私がやっているやり方いずれでも緑っぽくなって芽が出ていそうです。
今日はエアプランツの実生に挑戦してみたい方は是非読んでみてください。
このエアプランツ実生チャレンジは定期的に投稿予定です。
エアプランツ 実生への挑戦 やりたいと思ったきっかけ
まずは、エアプランツの実生がなぜやりたくなったか書きたいと思います。
私はエアプランツの販売をしているネイチャーガーデンさん(愛知 瀬戸市)のインスタ/Youtubeを定期的に見ていますが、(店をまだ利用したことはないです…そのうち来店したいと思って1年経ちました笑)
めっちゃちっちゃい実生のエアプランツを紹介していたりします。(これとか)
めっちゃかわいくないですか!?!?
個人的に、小さなエアプランツが好きで、ディアフォランテマ亜族をなどの小さいエアプランツを最近集めていたりしますが、
なんか小さい植物を見てると癒されますし、
こんなちっちゃい植物も頑張って成長していると思うと、何かほっこりしますよね。
やっぱり、お店で購入したものを大きくするのも楽しいんですが、
一から育てることはもっと楽しいんじゃないでしょうか。(もちろん難しいけど)
また、いつかはチランジアの交配をやってみたいというのもありますが、
種から育てられる技術がなければほぼ無意味になりますからね。
そんな感じで、実生に挑戦してみたいなーと思い始めたのがきっかけです。
エアプランツ 実生への挑戦 無菌播種と自然播種
まず、種から育てる方法として主に2つあります。
- 自然播種:種を播くのみ
- 無菌播種:無菌かつ影響のある培土の環境下で育てる
どちらも、メリットデメリットがあります。
メリット
- 種を播くまでの手間がかからない
- 順化がいらない
デメリット
- 芽が出るまでの間、水をあげる手間がある
- 成長に時間がかかる
メリット
- 成長速度が速い
- 播種後の手間がかからない
デメリット
- 培土を作る手間がある
- コンタミ発生で取り出す必要があることもある
- 取り出すときの順化が難しい
今回は初めての試みになるので、どちらも挑戦してみたいと思います。
エアプランツ 自然播種 必要なものと私のやっている方法
自然播種は、水がある状態のところで目が出るまで水を絶やさない必要があります。
ネット上の情報から、今回は3パターンを実施しています。
基本的には自然播種に必要なものは少ないので簡単に始められます。個人的には1か2でいいです。
- クッキングペーパーの上に種を播く
- ネットの上に種を播く
- コケの上に種を播く
1.自然播種 クッキングペーパーの上
一番簡単なのは1番ですね。ビンなどに湿らせたクッキングペーパーを置いて、その上に種を播きます。
ラップをしてすこし穴をあけるといいと思います。完全に密封するとカビが生えやすくなります。
播いたら、時々確認して乾く前に霧吹きで水を与えるだけです。
また、種を播いてしばらくたつと、黒っぽい何かが付着していたりするので、新しいクッキングペーパーに交換しなおしたりしています。
写真からはわかりにくいですが、光を当てると若干緑っぽくなってるのがわかります。
2.自然播種 ネットの上に種を播く
これについては、インターネットで調べていたら、下記のようなものの上で播くと簡単だみたいな投稿を参考にしています。
要はネットの上で播けばいいってことだと考えたので、シンク用のネットを採用しました。
シンク用のネットは抗菌になっているものもあるので、カビ発生しにくいとかあるかも?
私は油切りみたいなものにネットをかぶせて使用しています。
家で使っているネットのサイズが小さく、両側からかぶせているのですが、真ん中あたりにネットが重なる部分があります。
今回は実験的に2パターンに分けて種を播いてました。
- 写真中央のようにネットが重なる部分でネットの間に種を播く。(水保持力上がり芽が出やすい?)
- 写真右のように、ネットの上にただ種を播く。(水保持力的に不安あり)
現時点ではあまり差がない感じですね。一応緑っぽくなっています。
実際にどれほど差が出るかは不明ですが、引き続き観察していきます。
3.自然播種 コケの上に種を播く
3のコケはAmazonで購入したイオナンタの種を実験的に播種したときに合わせて購入したものです。
今回のようにクッキングペーパーとコケの上に播いたのですが、種の状態が悪かったのか全く反応しませんでしたね。
その後、コケを育てていましたがうちの環境では水のあげ過ぎでカビが発生し、減らした結果サバンナとなってしまいました。笑
決しておいているミニフィギュアに合わせたわけではないです。
コケについては、このかたのブログから発想を得ています。
個人的には実生をするためにコケを買うのはあまりお勧めしません。(そんな人私くらいかと思いますが…)
ただの見え方だけかもしれませんが、コケの上に播種したものが自然播種では一番緑っぽいですね。
もしかすると、サバンナと化したコケの栄養を奪って成長が促進されているかもしれません。
(他の自然播種は栄養が得られる状態ではないので)
とは言え、コケの上の置き方でだいぶ変わる印象ですね。写真は成長がわかりやすいやつを探してとっていますので。
エアプランツ 無菌播種 必要なもの
準備するものは、ネイチャーガーデンさんのYoutubeを参考にして以下のものを購入しています。
詳しくは動画を参考にしてやってみてください。
- チュチュベビー つけるだけ(消毒用 界面活性剤がないものならok)
- ビン 密封がきちんとされるもの
- ビーカー(培土をあたたて混ぜる用)
- 水 500ml
- ハイポネックス 微粉 0.5g
- 寒天 4g
- 砂糖 10g
- はかり
- 混ぜる棒(100均でok)
- 霧吹き(100均でok)
ビンは今回下記のものを購入しています。(特に問題なさそうです)
ビーカーは培土を作る際に温めるのですが、レンジを使うのがなんか嫌な方は直火で温められるビーカーが良いかもしれません。(私は買ってから気づきました。)
ただ、こちらの商品については、メモリ、取っ手がないので少し残念ではありますね。
直火okのガラスって意外と少ないみたいです。
ただ、私は今回寒天が家にあるとおもっていたものが、ゼラチンでしたし、砂糖が甜菜糖でした。笑
ですので、なんちゃって無菌播種になっていますが、とりあえず実行しました。
やっぱり、やってみてこそわかることが多いと思うので。
ちなみに、ゼラチンがダメな理由としては、栄養として成長できる菌が多いそうです。それに比べて寒天を栄養とできる菌が少ないため、無菌播種に適しているようですね。
また、砂糖については、上白糖は精製された不純物が少ないものです。対して甜菜糖などの色のついた糖は、他のミネラル等が含まれているようです。(要は上白糖よりも不純物の割合が高い)
以上が正しいとして(調査が不十分かもですが)、私の考えを書いておきます。
今回のなんちゃって無菌播種は、今後菌が観測されると、増えやすい環境であるって感じですかね。
菌が0ってことはないと思いますが、理論上0であった場合は今回のゼラチン・てんさい糖でも問題ない感じな気もします。
まぁ今回はチャレンジってことで、実施しました。
ゼリーなので、プルプルしてます笑。夏に高温になって溶けないか心配ですね。
やっぱり、栄養のある培土で育っているので、自然播種よりもかなり成長が進んでいる感覚がありますね。
現時点なんちゃって無菌播種でも問題なく育成していますので、今後雲行き怪しくなってきたら再度正しい無菌播種実施したいと思います。
まとめ
エアプランツを実生で育てる方法としては無菌播種と自然播種がある。
今回は私は実験的に以下の方法で栽培をスタートしました。
- なんちゃって無菌播種
- 自然播種
- クッキングペーパーの上
- 台所用ネットの上
- コケの上
現時点では、全ての方法で芽のような緑っぽいものを観測できていますが、やはり土壌から栄養価が撮れる無菌播種の成長が一番早いです。
エアプランツの実生において、種の入手が一番ネックになるところかと思いますが、
フリマサイト等で販売されていたり、ネットで購入できるものもあるので、
気になる方は挑戦してみるといいと思います。
まだ播種後12日程度ですが、順調に進んでいるのは、種の状態が良かっただけかもしれません。
それだけ、種の状態は重要な気がしています。(過去にAmazonで購入したイオナンタの種は全く微動だにしませんでした)
また動きがあれば更新したいと思います。
コメント