こんにちは motoです。
気づけばもう6月になっていて、日々すごい勢いで時が流れていきます。
ブログの更新頻度はじわじわ下がってきていますが、エアプランツに関する熱量が高まっています。
先日うちで育てているロリアセアが開花しそうと言っておいて、開花の写真をあまりとっていませんでした。
下記の理由から、また後で撮ればいいかと思ってしまったのが原因ですね。
- ロリアセアの花が複数あること
- 花が咲くまで時間がかかること
今日は、ロリアセアの花の写真を撮る話がメインではなく、
思いがけずロリアセアの種が採取できたので、無菌播種を実施しました。
今回で2回実施してある程度慣れてきたので、やり方をもう少し詳しく書いていこうと思います。
実生栽培について興味のある方は参考になる内容になります。
是非読んでいっていただけると嬉しいです。
エアプランツ ロリアセア 開花した花(ほぼおまけ)
今現在で、咲いていない残りの花が2つなので写真を撮っておきました。
黄色の小さな花ですね。
ロリアセアって、3,4cmくらいの小型のエアプランツなので、花も小さすぎてこれ以上寄れないですね…
(マクロレンズで撮った写真に、ゴミのようなものが写っちゃいましたね。これも改善しないとですね)
写真関連のブログも書いてますし、せっかくなら更に寄って撮る方法があるか探してみるか…
ロリアセア 実はシードポットついていた。気づかずに破裂
で、今日の話はロリアセアの花がメインではないんですよね。
数日前に、エアプランツに水をあげようとしたら、何か種みたいなものが見えたんですよね。
いつも、朝一番に水をあげるのが日課なので、頭が働かず…
んん???って感じでした。
でも、どう見ても種なんですよねこれ。
とりあえず、飛んで行ったら困るので、朝急いで採取しました。
思い返すと、きっとこれがシードポットだったのかなっていうのがありましたね。
画面中央の棒状のやつがシードポッドだったみたいです。確かによく見ると、他の部分とは違い若干黒っぽくなっていますね。
これがもう少し時間が経って、乾燥して弾けたってことですか。
いや、何でこれがシードポットだったと思わなかったというと、先端が不自然に茶色っぽくなってるじゃないですか。
これって、前の育成主が、何かを切断したからこうなっているのかなって思ったんですよね。
で、切断すると言えば、花序の部分かなと思っていて、ただの花序の残りだと認識してたんですよね。
今回の件で、自分がいかに無知だったかってのを実感しましたね。
で、だとすると、??と書いたところは何なのかと気になっています。
これは予想ですが、
花序を切ったものorシードポットのなりそこないのどちらかかなって思っています。
まぁよくわからんので、今回咲いた花が自家受粉してくれれば、答え合わせができるって感じですね。
今思うと、今年咲いた花自家受粉したとして、
どこからシードポットが出るのかとか、よく理解していないんですよね。
このあたりも、ネットで調べるより、自分で育てているもので理解できたほうが楽しいので、調べないことにします。(めんどうなのもある)
ロリアセアの種子をシードポッド1個分 少ない??
今回ラッキーで採取したロリアセアの種はこれだけです。
シードポット1個分ですけど、レトルタの種と比べてだいぶ少ない感じがします。
エアプランツの種類によるところか、育成に関するところかどっちなのか…?
もしかすると、レトルタの種が多すぎたのかもしれません笑
まだレトルタの種に余りがあるので、全部投入することにします。
ロリアセアの種子を無菌播種してみた(結果的になんちゃって無菌播種)
で、前回は無菌播種を寒天ではなくゼリーで実施するという力業で実施しました。
なのでなんちゃって無菌播種と勝手に呼んでいます。
必要なものは下記記事に記載していますので、参考にしてみてください。
今回はちゃんと無菌播種を実施するため、寒天を用意しました!笑
ゼリーは粘性があるのと、温度でとろけてくるので、やっぱり駄目ですね。
そもそも、菌類がゼラチンを栄養分とできるみたいなので無菌播種には使えないということです。
ちなみに、無菌播種は、無菌状態のビンの中で培土を用いて種を播いて育てる方法のこと
当たり前ですが無菌状態をつくることがポイントです。失敗すると途中でカビが生えたりします。
今回は無菌播種2回目である程度余裕があったので、説明用の写真をすこし増やして撮ってみました。
分量はメモ程度に下記に記載しておきます。
培地
- 水 500ml
- 寒天 4g
- 砂糖 10g
- ハイポネックス微粉 0.5g
殺菌用スプレー(0.05%)
- つけるだけチュチュベビー 12.5ml
- 水 237.5ml
殺菌用スプレーは手が荒れる可能性があるので、ゴム手袋を付けることをおすすめします。
また、私はキッチンでこの作業を行っていますが、ビンの中に菌が入りにくいよう、換気扇を回しながら実施しました。(意味があるかは不明)
次に、殺菌用スプレーを作ります。次亜塩素酸ナトリウム濃度が0.05%となるように上記分量で混ぜてスプレーを作っておきます。
次に、ビンを開けて、スプレーを吹きかけて放置します。
次に、培土を作ります。
直火にかけられるアイテムがありましたら直接加熱できますが、
私が使用しているビーカーは直火不可なので、ケトルで沸かしたお湯をビーカーに注ぎました。
ハイポネックス微粉,砂糖,寒天を入れてよく混ぜます。
粉はすべて溶かし切ってもいいですが、私は面倒なので、ある程度であきらめました。
続いて、先ほどのビン,フタに残った水を捨てて、培土をビンに流し込み、ふたを閉めます。
あとは、寒天が固まるのを待ちます。
私は冷蔵庫に入れるのが若干嫌だったので、バケツの中に保冷剤をいれて冷やしました。
残った培土を、そのまま流しに捨てるのが抵抗あったので、たまたまゴミで捨てようとしていた綿棒のケースに流し込んで固めました。
我ながらいいアイデア。
で、前回どうしたらいいかと思ったことがあります。
それは、
使用したビーカーなどの容器や、混ぜる棒をどうやって洗うか問題。
人によっては、食器用のスポンジで洗ってしまえる方もいるかもしれませんが、なんか気持ち悪いですよね。
前回は捨てる前のスポンジで洗いましたが、その都度捨てるかどうかは微妙なので、
今回考えたのはこちら、
メラミンスポンジで洗っちゃう!
メラミンスポンジなら、家事でも使えますし、家にある方多いと思います。
これで一つ問題は解決です!
最後、培土の入ったビンを開けて、種を播けば終わりですが、
種も念のため、消毒しておきます。(5minくらい?)
その後、種を培土の上に配置して、消毒スプレーをビンの中、ビンの口、ビンのふたにかけてすぐ閉めてください。これで終了になります。
今回レトルトの大量の種を播くのに種の位置を離すのがめちゃくちゃ大変でした。
ある程度固まらないようにしたかったのですが、綿毛同士が引っ付くので、ある程度であきらめました。
種を培土に1つ1つ丁寧に配置するより、私のようにある程度ざっくり配置してもokかもしれません。
というのも、丁寧に種を播いているうちに、カビなどの菌が紛れ込んでしまう可能性が高まるからです。
なので、種を播いて、ふたを閉めるまでの流れはそれなりに急いだほうが無難です。
培土を作るとき、砂糖を入れ忘れるミス
こんな感じで説明をしてきましたが、
培土を固め終えた後に砂糖を入れることを忘れていたことに気づきました。笑
自分の予想になりますが、砂糖とハイポネックス微粉がおそらく栄養に当たるものだと考えられます。
ハイポネックス微粉だけでも育つんじゃね?って気になったので、賭けでそのまま播種しました笑
後々砂糖を入れる理由を調べていましたが、どうやら、浸透圧を調整する役割を担っているとのこと。
多分栄養素など吸収率が変わるかもしれませんね。
狙ったわけではないですが、培土の条件をいろいろと振っている感じになってしまいました笑
ちなみに、播種して1週間くらいですが、なんとか芽は出てきてそうな感じなので、楽しみに待つとします。
今回播種したロリアセアの種に個体差が大きそうで、明らかに芽の出ない種じゃないか?ってのもそこそこ見えてます。
それに対してレトルトの種はほぼほぼ同じような種が大量(しかも芽がほぼほぼ出てる)にあるので、
この辺りは育成者の腕によるところなのかもしれません、、、
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