オールドレンズで写真を撮ろう。必要なものや、あると便利なものを解説

カメラ

こんにちは。motoです。

先日書いたオールドレンズの記事、思ったよりもたくさんの方に見て頂いていて大変驚いています。

本当にありがとうございます。

オールドレンズに興味のある方がたくさんいることがわかりましたので、

初心者向けに、オールドレンズを始める上で必要なものなどについて書きたいと思います。

この記事を読めば、

  • オールドレンズで写真を撮るために絶対に必要なもの
  • オールドレンズを更に使いこなすために、あると便利なもの

がわかります。

また、オールドレンズについてよく知らない方は、以下の記事を参考にしていただければと思います。

オールドレンズで写真を撮るために必要なもの一覧

初めに、オールドレンズで写真を撮るために必要なものをリストアップして、その後になぜ必要なのかを書いていきたいと思います。

  • カメラ(ミラーレス一眼やデジタル一眼レフ:レンズ交換式のもの)
  • マウントアダプター
  • オールドレンズ

カメラ:オールドレンズで写真を撮るために必要なもの①

カメラについては、当然必要ですね。

前回の記事で説明したように、オールドレンズが近年使えるようになったのは、

ミラーレスが販売され始めたことによる影響でした。

ここでは詳しく説明しませんが、ミラーレスは昔のカメラよりもフランジバックが短いため、ほぼすべてのオールドレンズを付けられるといっていいでしょう。

なので、

色々なオールドレンズで写真を撮りたいなら基本的にミラーレス一択です。

ちなみに… デジタル一眼レフを使ってオールドレンズで写真を撮れないか?

デジタル一眼レフでもオールドレンズを使って写真を撮れます。

ただし、フランジバックの長さによっては(接写でしかピントが合わないなどの状態で)無理やり写真を撮るしかないので、注意が必要です。

使うカメラのフランジバックよりも、

ブランジバックが長いカメラ用のレンズ➡問題なく撮れる。

ブランジバックが短いカメラ用のレンズ➡無限遠のピントがあわなくなる(ひどいと接写のみしかピントが合わない)。

無限遠でピントが合わないとカメラとして使いづらいので、おすすめはしません。

ミラーレスの選び方については、そこまでこだわらなくて大丈夫かと思います。

Nikon/Canon/Sonyなどのメーカーは好きに選んでください。

センサーサイズはAPS-Cかフルサイズがおすすめです。

私が妻と一緒にカメラを最初に買うときは、NikonのZ50(センサーサイズはAPS-C)を選びました。

一見初心者がイメージする本格的なカメラの見た目ですが、手に取ると扱いやすいサイズ感の可愛さとのギャップに惹かれました。

↓の写真に写っているのがZ50です。外に持ち歩いたりしたい人にはちょうどいいサイズ感ですね。

カメラグッズ

結局オールドレンズの沼に入るころには、フルサイズのカメラが欲しくなってしまい、Z5も個人的に購入しましたけどね。笑

ニコンのカメラを買う場合は、ニコンダイレクト 楽天市場店がおすすめです。

こちらでは訳ありアウトレットと言って、開封済み品や展示品、初期不良品などをニコンのサービス期間が修理・調整したものを販売しているようです。

新品並みの水準のものを少しお得に買えるようです。(私も知りませんでした…)

また、ニコンダイレクト3年安心サポートというものがついているので、3年間は不良があっても修理等対応してもらえるようなので、安心ですね(サポートの内容はこちら)。

もしかすると中古品をネットや店舗で買うよりも、メーカーで整備・修理されたものを購入したほうが安心かも。

また、ニコンのフルサイズミラーレスでしたら、Z5がおすすめです。

※暗い場所が苦手ですが、ほかはたいていのシーンでも問題なく使えます。

どこのメーカでも、安い買い物ではありませんが、少なくとも5年以上は遊べると思うので大丈夫です。

私はZ5の中古品を購入して3年ほどたちますが特に問題なく使えています。

マウントアダプター:オールドレンズで写真を撮るために必要なもの②

一眼レフやミラーレスなどのレンズを交換するカメラは、レンズをカメラボディーに装着して使います。

その際、カメラとレンズを装着する規格のことを”マウント”と言います。

オールドレンズをミラーレスで使う場合、カメラボディと、オールドレンズのマウントが異なります

カメラボディとオールドレンズの間にマウントアダプターという筒状のアイテムを間に着けることで、マウントの異なるカメラとレンズを装着することができます。

マウントアダプターのメーカーもたくさんあります。

私はシンプルなデザインが好きなので、Urthというメーカーのものを愛用しています。(他にはK&F Conceptとか焦点工房あたりが無難です)

Urth マウントアダプター  ライカMレンズからニコンZカメラ本体に対応

この商品だと、ニコンのミラーレス用のマウントであるZマウントとライカのMマウントレンズをつなげるためのマウントアダプターになります。

別の商品ですが、ニコンZ50にマウントアダプターをつないで、私の好きなLeicaのSummarを装着しています。

ボディのマウントとSummarのレンズ側のマウント規格が全然違うのがわかると思います。

Leica Summar + M-L変換リング + マウントアダプター(ライカM→nikon Z) + nikon Z50 ※気にしなくていいですが念のため記載

こんな感じで、マウントアダプターをかませることで、オールドレンズを装着できると覚えておいてください。

オールドレンズ:オールドレンズで写真を撮るために必要なもの③

オールドレンズとは、フィルムカメラ時代などの古いカメラレンズのことでしたね。

昔は今よりもカメラを使う人口が非常に多かったようです。

ですので、多種・多様のにオールドレンズが大量に流通しています

最初は単焦点レンズ(ズームレンズではない)で、35mmか50mmがいいと思います。

私が初めて購入したのは下記のNikkor-H Auto 50mm f2でした。

Nippon Kogaku”が昔感あって、最高にテンション上がったのを覚えています

しかも、写真を撮りに行くと写りも良くエモい写真が簡単に撮れたことが私のオールドレンズライフのスタートだったと思っています。

このレンズは本当に思い入れがあります。(今は友達に貸してそのままですが…笑)

別にこのレンズから始めましょう!というのはないです。

高いレンズだからいいって訳ではなく、数千円のレンズでも最高に楽しめる

ってのは覚えておいてくださいね。最初は数千円~1万円前後のもので十分だと思います。

やっていくうちにどんどんと使いたいレンズが出てくると思います。

もし既に使ってみたいレンズがあるなら、それを購入して始めるのもアリですね。

新しいレンズを手に入れてどこかに写真を撮りに行く楽しさは、格別ですからね。

まだどんなレンズを買うか決めていない方は、書籍を眺めてみるのがおすすめです。

こんな写真がとれるのか~ってわくわくすることができますよ!

必要なものをそろえる前に、情報整理。

これまでの情報をまとめると、オールドレンズで撮影するには

カメラ(ミラーレス好ましい)、マウントアダプター、オールドレンズが必要でした。

マウントアダプターはマウントの異なるカメラとオールドレンズをつなぐ役割でした。

なので、カメラとレンズそれぞれのマウントが何かを知っておかなければ、マウントアダプターを買うことができません

基本的にはあなたがお持ちのカメラ名(もしくはレンズ名)+ マウントでGoogle検索すれば間違いなく出てくるので、まずは知るところから。

例えば、Nikon のミラーレスカメラでしたら、マウントはZマウント。

このカメラと上で挙げたNikkor-H Auto 50mm f2を使いたいとします。

レンズ名を検索して、商品紹介ページを見ます。ページにマウントの記載があります。

今回の場合、ニコン Fマウントですね。

なので、マウントアダプターはニコン Fマウント➡ニコン Zマウントのものを購入すればokです 。

マウントアダプターメーカーはレンズ側のマウント➡カメラ側のマウントで記載してくれているようですね。購入前に必ず確認するようにしてください。

オールドレンズを更に使いこなすために!ヘリコイド付きマウントアダプター で撮れる写真の幅を広げる。

ここまで書いてきたように、自分の使いたいレンズを選んで、写真を撮ることで最高に楽しい体験ができると思います。

ですが、もう一歩踏み込むと、よりよいオールドレンズライフができるはずです。

私がおすすめしているのは、マウントアダプターをヘリコイド付きのものに変えることです。

詳しくは下記の記事に書きましたので、興味のある方は読んでみてください。

SHOTEN LM-NZ M (EX) ヘリコイド付きマウントアダプター (ライカMマウントレンズ → ニコンZマウント)
created by Rinker

とは言え、値段は安くはないです笑(需要が少ないため仕方ないです。)

でも、ほんとに冗談抜きでこれ買って後悔してないです

好きなオールドレンズで、寄って写真が撮れるってめっちゃ嬉しいですよ。

対象物が小さくてとっても何を取ったかよくわからない写真になるのが想像できて撮るのをあきらめた、って時あったりしますよね。

少なくとも、そういう経験が減るはずです。

ちなみに、この商品は一度ライカMマウントを経由していろいろなマウントでヘリコイドが使えるようになっています。

ライカMマウントのフランジバックが27.8mmなので、これよりもフランジバックが長いものはすべてヘリコイドの恩恵を受けられます。

  • ニコン Fマウント:46.5mm
  • M42マウント:45.46mm
  • キャノンFD:42.0mm
  • ヤシカ・コンタックス:45.5mm

など。だいたいのオールドレンズで使えるはずです。

ぜひ、お気に入りのオールドレンズを見つけた方は検討してみて下さい。

好きなレンズで撮れる写真の幅が広がると、今以上に楽しくなりますよ

まとめ

オールドレンズで写真を撮るには

  1. カメラ(ミラーレスが好ましい)
  2. マウントアダプター
  3. オールドレンズ

の3つが必要でした。

2つ目のマウントアダプターの役割は、

オールドレンズと使用するカメラのマウントが異なるため、それらをつないで、フランジバックを調整する役割でした。

そのため、カメラとレンズのマウントを知り、購入する必要があります。

1~3のものがそろえば写真を撮ることができます。

しかし、オールドレンズは最短撮影距離が長いものが多く100cmが最短撮影距離のものもあります。

これでは写真の撮影の幅が制限されてしまうので、ヘリコイド付きマウントアダプターをおすすめします。

これを使うと、無限遠はもちろん、最短撮影距離よりも近づいて写真を撮ることができる画期的なアイテムです。

ぜひ、お気に入りのレンズでより最短撮影距離を縮めたいと思っている方は検討してみてください。

2.5万円ほどしますが、この価値は間違いなくあります。

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